[156] SBI証券が米国株式手数料を値下げしました [2016.7.18]
ネット証券会社で外国株を扱っている有名な証券は、マネックス証券・SBI証券・楽天証券の3社です。3社で取扱い銘柄には差があります。このうち、今まで、マネックス証券が手数料の安さで一歩抜きんでていました。
SBI証券が、米国株式手数料を値下げしたのは、個人投資家にとってはうれしいニュースです。
2016年7月11日からキャンペーン値下げ中で、8月から恒久化するようです。
やっと!という感じですね。
気になる値下げの内容ですが、マネックス証券と同じに、下げてきました。
約定代金の0.45%ですが、ただし
下限5ドル (税抜) (税込で約5.4ドル ※)
上限20ドル (税抜) (税込で約21.6ドル ※)
です。
今までが一律の25ドル (税抜) であったのに比べると、格段に安くなります。
※で「約」とつけているのは、実際の計算では、日本円計算となり、約定日、受け渡し日のずれで為替計算がついてくるために微妙にずれるからです。
なお、NISA、ジュニアNISAでの海外ETF買付手数料は0円に恒久化されています。(売却手数料はかかります)
楽天証券は、今のところ値下げの動きはよくわかりませんが、いずれは下げてくることでしょう。
マネックス証券利用者にとってはお馴染みですが、具体的に払う額を、計算してみましょう。
0.45% 実際の額 実質手数料
100ドル 計算上 0.45ドル ⇒下限の5ドル 5%
500ドル 計算上 2.25ドル ⇒下限の5ドル 1%
1000ドル 計算上 4.5 ドル ⇒下限の5ドル 0.5%
1112ドル 計算上 5.00ドル ⇒ ほぼ下限 0.45%
1500ドル 計算上 6.75ドル ⇒ 6.75ドル 0.45%
2000ドル 計算上 9.0 ドル ⇒ 9.0 ドル 0.45%
3000ドル 計算上 13.5 ドル ⇒ 13.5 ドル 0.45%
4000ドル 計算上 18 ドル ⇒ 18ドル 0.45%
4444ドル 計算上 20.00ドル ⇒ほぼ上限 0.45%
5000ドル 計算上 22.5 ドル ⇒上限の20ドル 0.4%
6000ドル 上限の20ドル 0.33%
7000ドル 上限の20ドル 0.29%
8000ドル 上限の20ドル 0.25%
9000ドル 上限の20ドル 0.22%
10000ドル 上限の20ドル 0.2%
この計算結果からは、1000ドルでも売買手数料5ドル (0.5%) で、全然問題ありません。長期投資なら、500ドルでも許容範囲かもしれません。もちろん、個別銘柄だけでなく米国上場ETFでもOKです。気兼ねなしに、比較的細かい資金振り分けができそうですね。
さらに、米国株の場合、1株単位で注文できるため、日本株投資と比べると、非常に資金割り振りが自由です。なので、例えば『今期は2,000ドル (約21万円) の資金でExxon Mobil (Ticker: XOM) とGeneral Electric (Ticker: GE) とアメリカ債券ETF (Ticker: BND) を同じ額ぐらいずつ買おう』などという投資が手数料をあまり気にせず可能になります。素晴らしいですね。
個人的には、さらに手数料競争が起こり、あと半分くらいまで手数料を下げて、下限も上限も下げてくれるとうれしいな、さらに、手数料フリー銘柄まで出てくるともっといいな、と思っています。
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