S&P500に連動するETFについて: IVVよりもVOOの方が良いと思う理由
S&P500に連動するETFについて
IVVよりもVOOの方が良いと思った理由を書きます。
6月に、IVVを買い付けたものの、2週間もしないうちに売ってVOOに買い替えました。
普通に考えると、「変わらないのにアホだな。手数料もかかるし、何やってるんだこいつ」と思います。しかし、リーズナブルな理由があったから、急遽買い換えました。
買い換えた最大の理由
VOOが組成されてから7年ほど経ちますが、その間、分配金を除き、IVVよりも一貫して年率平均0.2%ほど上回る成績を残しているからです。これが最大の理由です。
この根拠はよくわかりませんが、トラッキングエラーが少なく、隠れた経費率が低いからだと思っています。
これをよく精査せずに、「バンガード一色よりもBlackrockにも分散しとこう」という適当な理由で買ってみたのを反省して、可及的すみやかに行動に移しました。
買い換えた別の理由①
前回書いた理由です。ドル建てでプラスなのに円建てで少しマイナスだったため、税金面で得することも見越して、その瞬間に売却に及びました。
買い換えた別の理由②
これも前回書きましたが、分配金をダブルゲットできるタイミングだったからです。
VOOの分配金がIVVの数週間遅れで、どちらも権利落ち日前に保有していたことで、両取りがたまたまできるタイミングだったからです。
これらの理由①②は非常にショボい理由なので、本来は些末なはずです。そんな事よりももっと大胆に投資しろってか。。。
とは言え、似たような指数に投資している場合、乗り換えることで場合によっては税金対策になるタイミングもあるでしょうから、今後もまだまだ続く投資人生のうち、また良い機会がもしも訪れることがある時のために、心に秘めておこうと思います。
2020年6月の売買---SPYDを早くも手放し→IVVに乗り換え→すぐさまVOOに乗り換え♪
前回投稿後からの私のポートフォリオの動きです。
SPYDを、全売却しました。
ポートフォリオの約20%以上を占めていたSPYDが、6月上旬に平均買付額の28.10ドルを越え、いわゆる「出遅れ」効果で市場平均を上回る上昇を示しました。勝手に浮かれていました。
しかし。今は、ポートフォリオの適正化を深く深く考えていたところ。一気にマインドが変わり、「SPYDでいくら高配当を得たとしても、今後10年〜20年以上で市場平均 (個人的にはVOO) を上回るほどの期待値はやはりないだろう。だったら、今利確しておき、アルファは目指さずベータを着実にとりに行こう」と、決心しました。
SPYDがまた下がりだしたところで、2回に分けて全売却。利益額は、ドル建てで計5% (全ポートフォリオの1.1%) とまあまあの額となりました。
コロナショックに乗じた差し引き損出し額 (一部利確分から準損出し額を引いたもの) が全ポートフォリオ中の約1.8%だったので、その半分以上を穴埋めする利確幅となりました。
ちなみに、私はいつも、ドル建てで損益を見ていますが、実際の税金は円建て計算後の額です。今年の損出し額は、ドル建てより円建て計算の方が大きく、その分税金が有利になります。嬉しいですね。
SPYDを売った資金で、主に何を買ったか?
売った資金の半分で、IVVを買いました。6月22日の分配落ち日前に買い、無事に分配金をゲット。
これは、S&P500に連動するETFですね。VOOではなく、IVVにした理由は、「IVVの方が直近1年間で分配金約2.1%って表示されていて、VOOの約1.8%より多いじゃん。だったら、こっちを選ぼうかな」という、ある意味ヨコシマな理由からです。
しかし、これは、イケてないことが判明。調査不足でした。後悔。理由はまた後日書きます。
どうしようか、と考えた挙句、ある日の終値でドル建てで若干プラス、円建てで若干マイナスになっているのを発見しました。
チャーーーーーンス!!!!!
次の日の寄り付き後に売りましたよ!!売却手数料を税込22ドル払いました。
そして、わずかに下がったところで、VOOにスイッチング買い付け♪
IVV売却額より約10ドル分お得に買いました。手数料の約半分が戻ってきた感覚です。
さらに、少しだけ多めに買い増しました。
無事に乗り換えが成功して、ホッとしました。
そして、VOOの6月の分配落ち日はまだですね。ん?これって、分配金二重取りに成功したことになりましたね!?
SPYD売却資金や、今月の新規投資で他に買ったもの
REITを買いました。具体的には、RWRとRWXを合計でポートフォリオの4%分買いました。
DUKとSOを合計でポートフォリオの3%分買いました。個別株、また、やっちゃいましたね。
REITや公益株は、市場平均に比べて、まだ、出遅れています。これらは、ポートフォリオの最終形態を睨みながら細々と買ってゆく予定です。
今月は、買ってからさらにずるずる下がってきています。ちょっと悔しいですが、深く考えず、淡々と割合を見てリバランス的に買ってゆきたいですね。
PGをわずかに買い増しました。合計でポートフォリオの1.7%になりました。
VYMをポートフォリオの1.7%分買い増しました。
今月の売買結果:
ポートフォリオ主要銘柄
15% VYM, 11% VOO, 7% VT, 7% DGRW, 7% JNJ, 6% HDV
少しは見苦しくなくなってきましたかね。
やっぱり、VOOをずっと買い続けてきたりんりさんのポートフォリオが羨ましいです。
りんりさんは、VXUSの割合を少しずつ増やしていかれるそうです。素晴らしい。美しいポートフォリオですね。
今年の雪だるま銘柄10種を発表する!!!!!!!!
最近、和製バフェットさんのブログにハマっています。バフェット太郎よりも面白い。
私は、自分の保有銘柄の約半分には自信を持っていますが、残りの半分には自信はほどほどしかありません。資産の大部分はリスク資産でありながら、結果的にですが、個別株を鬼ホールドできる胆力を身につけてきました。
が、それは、ただの詭弁かもしれません。不感症かも。
毎年微妙に変わってきている投資軸から、今年の10種を宣言し、これらを軸に積み立てて行きたいと思います。
雪だるま10種 BND, VGLT, VT, VTI, VDC, VHT, VGT, SPYD, JNJ, UL
以上です。
以前の10種から様変わりし、個別株は、私の保有銘柄 TOP2 であるジョンソン・エンド・ジョンソンと、ユニリーバの2種しか入っていません。ETFばかり並べるのもずるいかもしれませんが、同じものも組み合わせ方により、千差万別です。
本当は、MCDやMMMやMOやMDTやMSFT (雪だるま5種の神器) も入れたかったのですが、投資のサステナビリティを鑑み、泣く泣く外しました。
もちろん、10種のみしか保有しない!といけないわけではありませんね。あくまでも、これらを軸にしたい!と思える銘柄です。
ブログの巡回も、なんだかんだいって、面白いものです。刺激になります。私もショボいブログ記事を書こうかというモチベになります。
投資は自由ですが、欲をかくと難しいですね。
ちなみに。
過去、2chで指摘されていた推奨10種は:
JNJ, GSK, KO, PM, PG, WMT, MCD, T, XOM, IBM
バフェット太郎10種は:
PM、MO、VZ、IBM、JNJ、KO、MCD、PG、WMT、XOM
和製バフェット太郎10種は:
VOO, VGT, MSFT, V/MA, KO, PEP, PG, MCD, 日本リート投資法人, ジャパンホテルリート投資法人
ですね。
これを積立て投資したら面白そう!
これを積立て投資したら面白そう!
という投資対象は、実はいろいろあります。
投資ブログ界隈では、皆さん、じつに様々な投資をされてますね。
私は、実際にするかどうかは置いておいて、とりあえず、これだけ積み立てるの、面白〜い!!
というのを突き詰めるのもありかと思いました。
挙げてみます。
圧倒的第1位: SPXL
言わずと知れた、米国株の3倍レバレッジETFですね。買ったことがありません。チキンハートなもので。
第2位: 米国債のみ
最も低リスクで、マイナスベータ。
第3位: VTのみ
ごちゃごちゃ混ぜるよりも、これに秀でるものは多分少ないかも。
第4位: VTI
米国を信じる場合。
第5位: VDCとVHTとVGTの組み合わせ。
セクター戦略としてのベット。
第6位: VIGとSPYDとVYMとHDVの組み合わせ。
増配戦略と高配当戦略とバリュー戦略か。
第7位: VTIとTLTの組み合わせ、リバランス戦略。
シンプル。
第8位: JNJ
怖いもの知らずにとってのの個別株の権化。
第9位: VOO 30%, TLT 40%, IEF 15%, IAU 15%
レイダリオのオールシーズンズポートフォリオの若干微調整版。
第10位: LQD 40%, PFF 20%, VTI 20%, VEA 20%ポートフォリオ。
とある本に載っていた、シニアのためのオススメポートフォリオ。
澤上篤人氏の最新本を読みました。果たして実践できるのか!?
私の尊敬する日本人の一人、澤上篤人氏の最新刊を読みました。
『お金がどんどん増える「長期投資」で幸せになろう』です。
澤上さんは、言わずと知れた、さわかみファンドを立ち上げた人です。日本を代表する株式ファンドの一つと言って良いでしょう。
しかし、これには問題点があります。信託報酬が約1%と高い事です。今の時代、すでに時代遅れです。過去平均で年率約5%のパフォーマンスを上げたそうですが、今後はどうなるかわかりません。
さて、著書では、前半は、今の私にも非常に為になることが書かれていました。しかし、後半の実践方針は、少々いただけません。
直販投信を礼讃しており、それ以外を「銭ゲバ」と表現しています。インデックスファンドも否定しているようにも受け止められます。
さわかみファンドは、「市場平均を充分アウトパフォームできる」と豪語しているため、分からないてもないですが、果たして、今後もインデックスファンドを凌駕し続けられるでしょうか?
これは誰にも分かりません。よく言うように、分かるのは、過去とコストの優劣のみです。
個人投資家が、日本株をポートフォリオの10%程度として限定的にするなら、さわかみファンドでも、鎌倉投信でも、その他でも、悪くないかもしれません。
がっつりと投資するのは米国株中心とする投資家が増えていると思いますので、日本株オーバーウェイトの時代はもう終わってきているのではないかと思います。
さらに、澤上氏は、「みんなに見捨てられている暴落や急落時に買っておいて、上がってきたらどんどん売り上がっていく。あくまでもわがままに、自分のペースで」と言っています。
これ、本当にできますか?
自分で個別株をきちんと精選したのち、それの買い時、売り時をまた意識する、そしてまた下がったらもう一度投資する、という芸当を。
簡単そうで、できないでしょう。半分以上の個人投資家には。私も含めて。
個別株でもインデックスファンドでも、定期的に買っていく、リバランスというツールを利用した売買判断のみを利用するという方が、ずいぶん得する確率が高いと思います。
澤上氏は、この方便を何度も何度も著書や雑誌で書かれていて、長期投資の真髄を語りつづけられる、という点で、尊敬しています。
しかし、これは、インデックスファンドではなくて直販投信へのおびき寄せ戦略論としてのポジショントークの類です。
と言わざるを得ません。
バフェット銘柄、たぱぞう推奨銘柄、バフェット太郎推奨30銘柄のような一握りの米国株でこれを行うならば、この澤上氏の方針でもそれなりには行けると思います。
実際に私はそれを行っている最中ですが、それもやや苦しくなっているところです。やはり、シーゲル流として、ポートフォリオの半分は純粋なインデックスファンドを利用するのが王道かつ正解である、と実感し、私は投資方針をまさに転換しています。
投資法の要点を掴み、自分のポートフォリオに落とし込み、大局を見る投資をしましょう!
投資はご自身の判断で。
⛄️ Let's build a gigantic Snowball ! ⛄️
真の長期投資の意味を考える。ダブルバガーの経験は嬉しいものの投資感覚を狂わせる。ではどうするか?その参(最終)
私は、ダブルバガーになったMCDは継続保有し、CATとGWWは売り抜け、AAPLとMSFTは恩株化しました。
それで果たして良いのか?MSFTなどは、今でも買い増している人もいるよね!?と思います。
私が行った、このダブルバガーの恩株化という投資行動は、「売ったあとの事(将来)はわからないが、今実際にある、市場平均を上回った利益分は、確実に取っておく」という事を実践したと言うことで、悪くはないのかもしれません。
利確した額は、ポートフォリオ調整として、別の投資対象に再投資するという方針です。
しかし、これは最善の手ではないかもしれません。
長期投資の目的、戦略を今一度振り返ります。
「一生持ち続けても良い投資対象に投資する」
「相場にかかわらずリーズナブルで高い質のインカム(米国リスクフリーレート以上を目指す)を受取り続け、再投資あるいはエンジョイする」
「できれば、市場平均に劣後しない」
「quality first, valuation second, risk management always.」
このためには、どっしりと構えて、常に「がっつり買う」投資が継続できることこそが大事だと考えます。
ロバート・キヨサキ著『金持ち父さん貧乏父さん』にも出てきた恩株にする、という方法も、結局は小手先の戦術に過ぎません。
つまらない売買の繰り返しはできるだけ避けたいものです。
そうなると、市場平均から大きく下ぶれするリスクを軽減することが最重要ですね。
すなわち、株式市場の平均への回帰と債券市場の平均への回帰をきっちり両方とりに行けるように、平均から下へ逸脱すら投資を極力避け、市場平均を「がっつり」取りに行く投資が重要と思います。
私の投資も、遅ればせながら市場平均への回帰(ETFやインデックスファンド運用への回帰)を進めてゆきます。
真の長期投資の意味を考える。ダブルバガーの経験は嬉しいものの投資感覚を狂わせる。ではどうするか?その弍
前回の投稿では、MCDでダブルバガー (投資元本の2倍) を達成したこと、JNJとMCDの保有を継続しているが、KOを売ってしまった事を書きました。
株式投資も5年を超えてくると、様々な経験をしてきますね。
特に、MO (アルトリアグループ) なんて、せっかくあと少しでダブルバガーを達成しそうになったのに、また暴落して含み益がほぼゼロに戻ったという悲しい体験をしました。途中で何度も買い増しているため、トータルでは絶賛マイナス中です。しかし、保有を継続しています。
タバコ業界に関しては、世界的に悲観モードが強いと思いますが、「今からゼロベースで考えて、買いたいと思うか否か?」という自分への問いかけを元に、投資中のBTI, MO, PMは保有継続、しばらく追加投資せず、全体に占める割合を可能ならば市場平均へ近づけてゆくという戦術を採っています。
さて、私がダブルバガーを達成した銘柄としては
前述のMCD
CAT
GWW
APPLの2番目のロット(平均的には約1.8倍)
MSFT(トリプルバガー達成)
があります。嬉しいですね。
他に、VFCは1.7倍を達成しています。
しかし、本当の意味で嬉しいでしょうか??
私のポートフォリオ全体では、たしかに、今までの配当、分配、含み益、実現益を含めてそこそこのプラスになっていますが、同時期、同期間にVOOなどのS&P500指数連動ファンド、VTIに投資した場合に比べて大きく劣後しており、VYMに投資した場合に比べて配当は凌駕していますが、トータルリターンではやや劣後しています。
この意味を噛み締めています。
投資の意味を確認します。
「損をしない」ことが一番の大義です。
「できるだけリスクを保ちながらリターンを期待する、リスクリターン比を意識する」が2番目です。
そして、
「できるだけ高いプラスのリターンを出す」のが3番目だと思います。
この観点からは、当時元本から数年という短期で2倍になるだけで御の字です。
CAT, GWWは、すべて決済してしまいました。
AAPLとMSFTは元本と同じ額分を売り(恩株にした、という事です)、
MSFTはもう1回元本と同じ額分を売り、残りで投資を継続しています。
VFCも恩株にして、残りは投資を継続しています。
「売ったあとの事(将来)はわからないが、今実際にある、市場平均を上回った利益分は、確実に取っておく」という事を実践し、ポートフォリオ調整を行って、別の投資対象に再投資するという方針は、最前の手ではないと思いますが、悪くはないのかもしれません。
次回に続きます。
真の長期投資の意味を考える。ダブルバガーの経験は嬉しいものの投資感覚を狂わせる。ではどうするか?その壱
その間、ずっと持ち続け、あるいは買い増し続けている銘柄があるものの、売却してしまった銘柄もあります。
具体的には、JNJとMCDとKOは最初に買った銘柄の一つですが、JNJとMCDは順調に買い増し続けているものの、KOは数年で売ってしまいました。
買った理由は、いずれも、「優れたビジネスで一生持っていても良い」という理由でした。
しかし、ここからは事情が異なります。
JNJをもっともたくさん、定期的に買い増している理由は、「なんだかんだ言って財務内容と将来性に堅実性あると思っている、自分の基幹銘柄だ!」という理由です。
MCDは、最初に買ったロット (2雪玉❄️❄️) では、ダブルバガーを達成しました。マックのダブルバーガーです。
しかし、買い増しに至る前には、しばらく業績とともに株価の低迷がありました。真の長期投資家ならば、その低迷時にがっつり買うのが正解です。しかし、怖くて買えませんでした。その時は、まだ「がっつり買う」ためのガッツが足りず、買えませんでした。他の銘柄にばかり目が行っていました。しかし、株価が100ドルを割っていた低迷時期には、一株あたり配当が3.6%程度もあり、配当が欲しい投資家にとってみれば垂涎ものでした。
この時の教訓もあり、去年後半の株価の押し目で買い増し、MCDの保有時価は含み益を入れて10雪玉 (❄️❄️❄️❄️❄️❄️❄️❄️❄️❄️) に到達しています。
KOは3年ほど保有していましたが、アメリカでの清涼飲料業界の行末にやや悲観的になったという理由で売りました。それよりは持っているPEPの方が食品にも分散されているし、こっちだけでいいやと思ってPEPの保有を継続しています。しかし、買い増せる資金量はさして無く、買い増してはいません。
ここまでと私の勉強に基づいて言える結論は、
「ダブルバガーになると嬉しいが、だからと言って売る判断材料にはならない」
「人間は何らかのバイアスに囚われており、特に個別銘柄投資においては真にリーズナブルな投資を行うのは不可能である」
「堅実な貯蓄や投資資金量を増やす等の資金コントロールこそが大事で、その先に初めて投資対象の検討が始まる」
です。
それとともに、「言うは易し、行うは難し」です。
次回に続きます。
令和2年、明けましておめでとうございます。個別株ポートフォリオの主力銘柄順位
明けましておめでとうございます!
皆さま、良いお年を迎えられましたでしょうか。
ブログに戻って参りました!私は元気です。
ブログを放置して約1年1カ月強(笑)、ブログを引退していた気分でした。当ブログの存在価値はかつてはかなりあったのですが(当然!)、いかんせんブログ技術を上げる気は更々なく、時間も足りず、有名ブログに比べると色々力不足で、皆様にとっては読みにくく、『通り一辺倒の投資についてなんて、今更要らないよね』という感じで、完全に我が道をゆくブログでした。
単なる投資記録となり、泡沫ブログに過ぎないモノと化しておりました。
しかしながら、投資活動はしっかり行っております。
開き直って、単なる投資記録でも良いではないか!と今なら思えます。個人的には検索もしやすいし、少しばかりの戯言、どなたか付き合ってくださればそれで本望。ただし、図を作ったり等は面倒くさいのです。悪しからず。
さて、年に4回の決算のうち、最大の総決算をボチボチ行っているところです。とりあえずの報告をさせていただきます。
2019年12月31日時点、時価順位上位1〜10位
JNJ, UL, MMM, T, MCD, MO, BTI, D, NGG, VZ
上位11位〜20位
GSK, DEO, XOM, ABBV, TXN, V, PEP, HD, PG, MDT
以上の20銘柄が主要銘柄です。約1年間で、新規投資と配当再投資、含み益の増加にて、全体のパイが増え、順位が入れ替わりました。
2018年11月15日の保有主要銘柄と比較してみましょう!
2018年11月15日時価順の順位上位1〜10位
JNJ, MO, T, MMM, MCD, D, PG, BTI, NGG, VZ
上位11位〜20位
VFC, UL, MSFT, GSK, DEO, KHC, PEP, DIS, XOM, BHP
以上の20銘柄が主要銘柄でした。だいたい、何を買って何を売ったか、分かりそうな感じですね(笑)。
次回に続きます。
2018年11月15日付ー最近の売買、ポートフォリオの変化と雑感
不定期更新にてご心配をお掛け致します。
私は元気です。
私の最近の投資は、一応、毎月チョコチョコと行っております。しかし、アップしておりませんでした。済みません。なにぶん、筆不精なもので。
私のポートフォリオに、色々と変化が起こっております。
買い増し、新規投資等により全体のパイが増え、順位が入れ替わりました。
時価順の順位上位1〜10位
JNJ, MO, T, MMM, MCD, D, PG, BTI, NGG, VZ
上位11位〜20位
VFC, UL, MSFT, GSK, DEO, KHC, PEP, DIS, XOM, BHP
以上の20銘柄が主要銘柄となります。ここ数ヶ月で、T, MMM, MCD, D, BTI, NGG, ABBVを買い増し、HDとITWとTXNを新規買いしました。それなりに利の乗ったTGTは一部売って恩株化し、辛うじて利の乗ったKOとQCOMはほとんど売っぱらいました。GISは、損益通算目的で3分の2ほど売ってしまいました。
IBMは、あれよあれよと値下がりして、20位以内から漏れてしまいました。そのまま息を殺して様子を伺っています。
私の汚点の一つであるブラジルレアル建社債が、5年間の使命を終え償還されました。不幸中の幸いで、ブラジルレアルは少しだけ値を戻し、最悪の時価より少しマシなところで受け取りました。さらに、約10%の金利を受け取っていたため、トータルでは少しだけの損で済みました。もう、二度と現地通過建の非先進国の債券は買いません。
結果、上記のような順位となってきました。
私の関心ごとは、いくらで買ったか、という事も当然ですが、
(1) ポートフォリオに占める割合と順位、その按配
(2) 現在のイールド (DPS)と、割安感や他の指標との兼ね合い
(3) 買値に対するイールド (Yield on cost)
(4) 将来も増配を続けてくれそうか、増配率が高いか
ここら辺が大きいです。
高配当・高増配率
MO
高配当・低増配率
T, D, BTI, NGG, VZ, GSK, KHC
そこそこ配当・高増配率
MMM, MSFT, DIS
そこそこ配当・そこそこ増配率
JNJ, MCD, PG, VFC, UL, DEO, PEP, XOM, BHP
このようなイメージです。
全ての銘柄が上手く、首尾よく行くとは思いませんが、平均して、ゆるいリバランス的な買付も通して、あわよくば将来の受け取る配当が最大化すれば良いなあ、と思いつつ、ポートフォリオを管理して行く所存です。
最近Seeking Alphaをチェックしています!
私の投資は、ハラハラしますが、退屈でもあります。
基本的に、優良株等の、ずっと持っていたい資産を買う。配当、分配、金利をもらう。再投資する。これらの繰り返しです。
他の米国株ブロガーと、あまり変わりません。でも、そんなもんでしょう。あまり代わり映えしない事に意義があるのだとも思います。
何だかんだいって面倒くさがりです。
最近よく参考にするのは、Seeking Alpha というアプリです。色々な銘柄について、たくさんの人が詳細な記事を書いてくれ、それに対してコメントが沢山付きます。全て英語です。しかし、英語であるから、面白いし、英語の勉強にもなりますし、「沢山英語をインプットしたい」という欲求にも応えてくれます。
ただし、コメントは、くだけた英語、スラング、間違いが出てくる場合も多々あるので要注意。
Seeking Alpha でチェック銘柄をざっと俯瞰し、通勤中等に適当に記事を読んでいます。しばらく休んでいた時期があったのですが、ここしばらくはまたガンガン読んでいます。これを読んでいると、それぞれの銘柄について大体のことはブレインストーミングできます。
次はどれが良いかな、と、狙いを定めるために、非常に有意義と思っています。
iシェアーズ 米国優先株式(PFF)についての個人的戦略
iシェアーズ 米国優先株式(PFF)というETFがあります。
日本人にも人気のETFです。
私も、一時的に持っていましたが、売ってしまいました。
なぜ買ったか
iシェアーズ 米国優先株式(PFF)は、分配金が約5.5%程度をウロウロしており、高分配です。さらには、毎月分配でおり、比較的珍しいETFです。だから、買いました。
米国人の推薦ポートフォリオで、キャッシュポジションの代わりに、ポートフォリオの10%分買う、という選択肢がおるという考え方も知りました。なるほど、その手もある。
なぜ売ったか
iシェアーズ 米国優先株式(PFF)は、信託報酬が0.46%と、高いです。これだけが売った理由ではありませんが、長期的には高い信託報酬を払うことになるので、他の債券投資と比べて、そのまで有利すぎると言うほどでもかいのではないかと思いました。
売った最大の理由は、私はまだtime horizen (時間軸) が数十年と長く、連続増配株投資の方がずっとリターンも利回りも高くなるであろう、と読んだからです。
また買いたいか
イエスです。ただし、条件付きの。
iシェアーズ 米国優先株式(PFF)は、やはり、利回りが魅力的に映ってしまいます。
では、いつ買うか?
① 歳をとってきたら。
配当成長よりも、その時点で利回りが欲しくなってきたら、買うかもしれません。
② 金融危機などで大暴落したら。
一時的には分配が少なくなるかもしれませんが、分散されていますから、超高分配が狙えるかもしれません、
いずれにしても、ポートフォリオの10%までと考えています。
私は、株式も、債券も、REITも、すべてはインカム狙いの投資をしていますので、これからも、全体のバランスを考えて買っていくものと思います。
2018年8月の売買はAltria Group (MO) が熱かった!最新セクター毎ポートフォリオも

2018年8月の売買
8月24日
Altria Group (Ticker: MO) 買い増し
1株あたり58.79 USDで 約3雪玉分 ⛄️⛄️⛄️ 買い増し
総保有時価が ⛄️⛄️⛄️⛄️⛄️⛄️⛄️⛄️⛄️ 約9雪玉となり、
ポートフォリオ2位の座をキープしています。
今年2回目の増配を発表し、
去年、四半期配当 0.66 USDだったものが、
今年の3月1日の発表で 四半期配当 0.70 USDとなっており、
今月の8月23日の発表で四半期配当 0.80 USD!!
と、超絶アップしました!
0.66 USD → 0.80 USD で、1年で21.21%も増配ですよ、奥さん。
これはもう買うしかない!
と思い、思い切って買ってしまいました。
現在の時価で計算される配当はforward yield 0.80 × 4 ÷ 58.79 = 5.44%です。
私の平均取得単価は 55.37 USDとなりまして、
平均したYoC (イールドオンコスト) は、5.77%となりました!
こんなもんか。
ちなみに、一番最初の取得単価は 43.83 USDでして、
この分のYoCは 7.30%!!となりました。
約4年間、ホールドした甲斐がありましたね。
2018年8月末のポートフォリオ
最新セクター毎ポートフォリオ
生活必需品 約67雪玉 45.3%
うち
消費財 PG+UL+CL+CLX+KMB 約17雪玉
タバコ MO+PM+BTI 約15雪玉
食品 GIS+KHC+K+HRL+CPB 約12雪玉
飲料 DEO+PEP+KO 約 9雪玉
小売 TGT+WMT+CVS 約 7雪玉
その他 VFC+ADM 約 7雪玉
ヘルスケア 12.8%
JNJ+GSK+MDT+CAH+ABBV 約19雪玉
電気通信 8.1%
T+VZ+VOD 約 12雪玉
情報技術 6.8%
MSFT+IBM+QCOM 約10雪玉
公共事業 6.1%
D+SO+NGG+PPL 約 9雪玉
資本財 6.1%
MMM+GWW+EMR+GE 約 9雪玉
エネルギー 5.4%
XOM+BHP+ENB 約 8雪玉
一般消費財 4.1%
MCD+DIS 約 6雪玉
金融 2.0%
WFC+TROW 約 3雪玉
不動産 1.4%
IYR+RWR 約 2雪玉
素材 なし
その他 2.0%
2018年8月31日時点 ポートフォリオ上位10銘柄
① JNJ ⛄️⛄️⛄️⛄️⛄️⛄️⛄️⛄️⛄️⛄️⛄️ 約11雪玉
② MO ⛄️⛄️⛄️⛄️⛄️⛄️⛄️⛄️⛄️ 約9雪玉
③ T ⛄️⛄️⛄️⛄️⛄️⛄️ 約6雪玉
④ MMM ⛄️⛄️⛄️⛄️⛄️❄️ 約5.5雪玉
⑤ PG ⛄️⛄️⛄️⛄️⛄️❄️ 約5.5雪玉
⑥ BTI ⛄️⛄️⛄️⛄️⛄️❄️ 約5.5雪玉
⑦ VFC ⛄️⛄️⛄️⛄️⛄️ 約5雪玉
⑧ UL ⛄️⛄️⛄️⛄️⛄️ 約5雪玉
⑨ GSK ⛄️⛄️⛄️⛄️❄️約4.5雪玉
⑩ MSFT ⛄️⛄️⛄️⛄️❄️約4.5雪玉
⛄️は1雪玉、❄️は0.5雪玉のつもりです。
ひとこと
ちなみに、アルトリア・グループの今回の配当は、
Declared date 2018-08-23
Ex-dividend date 2018-09-13
Record date 2018-09-14
Pay date 2018-10-10
と、発表から実際に支払われるまでに、約6週間の開きがあります。
日本で受け取るのは、さらに数日遅くなります。
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雪だるまファンド基本運用方針-改訂第4版-
附則-雪だるま兄ファンド
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最近のポートフォリオ動向
さあ、このブログも、だんだんと投稿が散漫になり、過疎化してきつつあるかもしれません。
期待して見にきてくださっている皆様には、ご不便をおかけしております。
最近、ここ3カ月のポートフォリオの動向を、非常にざっくりと書きつけておきます。
①
スリーエム (3M) を買い増し
②
ウォルト・ディズニー (DIS) を買い増し
③
AT&T (Ticker: T) 約2雪玉分 ⛄️⛄️ 買い増し
総保有時価が ⛄️⛄️⛄️⛄️⛄️⛄️ 約6雪玉となり、
ポートフォリオの10位以下のポジションだったものが、
ポートフォリオ3位に一気に躍り出ました。
この3銘柄の保有率をアップさせました。
ここのところ、新たな銘柄を増やすのはやめて、主力銘柄を固めてきています。
現在、世間ではトルコリラの大激変でリスクオフモードになっていますが、そんなことはどこ吹く風で、ホールドすべきものはホールドし続け、買えるものは買って行こうと思います。
2018年4月の売買記録と現状把握
2018年4月の売買を記録しておきます。恥ずかしい記録です。
私の売買単位である”1雪玉⛄”は大雑把な額ですが、その端数など、長期投資家である私にとっては些末な問題です。最近はざっくりとした時価と全体像の把握をもっとも心掛けています。今後の方針について、しっかり考えていきたいと思います。
2018年4月の買い
Dominion Energy (D) 買増し
The Kraft Heinz Company (KHC) 買増し
Enbridge (ENB) 買増し
買増し後時価
D 約3雪玉 ⛄⛄⛄
KHC 約3雪玉 ⛄⛄⛄
ENB 約2雪玉 ⛄⛄
となるように、買増しいたしました。買増しをするときは、今回すべて含み損でしたが、その含み損額を補うように、時価がおおよそ1雪玉⛄の倍数となるように買増してゆきます (バリュー平均法を意識した買増し)。
2018年4月の売り
Helmarich & Payne (HP) 残りを全売り 約0.7雪玉分
Ticker code: HPは、Hewlett Packardと間違われやすいコードですね。この端株は、もはや、あってもなくても大して変わりません。資金捻出の一環として、見切りをつけてしまいました。
現在のポートフォリオ
【パワー10:現在のポートフォリオ主力】
JNJ、MO、PG、UL、VFC、VZ、T、DEO、GSK、IBM
【次点】
MMM、BTI、MSFT、MCD、PEP
ウォッチ銘柄
【相対的に落ち目であるウォッチ銘柄】
Consumer Staples (特に、PG、CL、CLX、KMB、MO、PM、BTI)
McDonalds (MCD)
3M (MMM)
Walt Disney (DIS)
ExxonMobil (XOM)
公益株 (D、DUK、SO、PPL、NGG等)
【もし大幅下落したら】
●JNJとMCDが優先的に欲しい
●大暴落からの回復期は、ブル型S&P500ETFも検討しても良いかも
雪だるまつくろう!
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2018年3月の買い銘柄ーBHP、UL
今月はまた、マスターマーケットが荒れています。
私のポートフォリオは今年に入って、投資額約120雪玉に対して過去最大の含み益(約20雪玉⛄️⛄️⛄️⛄️⛄️⛄️⛄️⛄️⛄️⛄️⛄️⛄️⛄️⛄️⛄️⛄️⛄️⛄️⛄️⛄️!)を記録していたのですが、2018年3月24日現在、たったの約1.5雪玉⛄️❄️に萎んでしまいました。
まあ、想定の範囲内です。少し残念なところもあります。でも、悲観はしていません。また、いろいろ買えるぜ!!
今月の買いを行いました。
【2018年3月の買い】
BHPビリトン(BHP) ⛄️⛄️ 約2雪玉分
ユニリーバ(UL) ⛄️⛄️ 約2雪玉分
いずれも、買い増しです。どちらの銘柄もADRで、外国税額控除がなく、その分配当が大目にもらえます。
BHPの保有高 ⛄️⛄️⛄️ 約3雪玉分
ULの保有高 ⛄️⛄️⛄️⛄️❄️ 約4.5雪玉分
ここまで膨らみました。
株価下落で、買い増ししたい銘柄もどんどん出てくるのでしょうが、どこまで下がるのかな?
4月の買いが待ち遠しいです。
2018年2月の売買記録
何事も絶対はありませんし、かのバフェットも損切りを行いますし、その時々で、オプティマムと考えるポートフォリオ(最適化)を構築していかないといけません。
ポートフォリオ入れ替え
【2018年2月の売り】
ターゲット (TGT) 約5雪玉中、⛄️⛄️ 約2雪玉分
エマーソン・エレクトリック (EMR) 約3雪玉中、⛄️⛄️ 約2雪玉分
【2018年2月の買い】
アルトリア・グループ(MO) ⛄️⛄️ 約2雪玉分
ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ) ⛄️⛄️ 約2雪玉分
クロロックス(CLX) ⛄️⛄️ 約2雪玉分
TGTとEMRの一部をMOとJNJに入れ替え、更にCLXを新規買いした形です。
MO、JNJは、まさに中核に位置する銘柄、コアを固める目的で追加取得しました。いずれも過去最大保有銘柄であったProcter&Gamble(PG)を抜いて、保有時価はJNJ、MO、PGの順になりました。
保有高は、
JNJ(⛄️⛄️⛄️⛄️⛄️⛄️⛄️ 約7雪玉分)
MO(⛄️⛄️⛄️⛄️⛄️⛄️❄️ 約6.5雪玉)
PG ( ⛄️⛄️⛄️⛄️⛄️❄️ 約5.5雪玉)
となりました。
❄️マークは、0.5雪玉分です(笑)。2個で1雪玉⛄️です。
何も銘柄を持っていなかったとして、ゼロベースで考え直した時、何をどれくらい買うか。これを、自問自答して来ました。過去の買値や保有高に惑わされないためです。そう考えた時、コア部分が、全然足りない、足りない。まだ、足りないかもしれません。
考え方も、色々と移り変わって行きますね。変えてはいけない部分はしっかりと堅持しながら、私の目指すリスク調整を行いつつ、今後もポートフォリオのコアとサテライトを使い分けてゆくと思います。
2018年1月の取引ー今更ですが
1月8日に、何を思ったか、また、公益株を買いました。
ドミニオン・エナジー (D) 2雪玉 ⛄️⛄️
サザン (SO) 2雪玉 ⛄️⛄️
以上の計4雪玉 ⛄️⛄️⛄️⛄️ です。このとき、私の保有している米国REITのETFであるRWRを、ほぼ処分してしまいました。ほぼ4雪玉 ⛄️⛄️⛄️⛄️ でして、つりあっています。
また、カナダのパイプライン会社も、この時買いました。
エンブリッジ (ENB) なぜか1.5雪玉 ⛄️❄️ です。
この時、ほぼ見合う額を、ヘルマリック&ペイン (HP) の3分の2ほどを処分して、捻出しました。
さらに、MLPのETFである、ZMLPを、買い増してしまいました。⛄️⛄️ 2雪玉分です。これは、完全なる遊びです。
以上、正味2雪玉 ⛄️⛄️を新たに捻出して、一気に取引をしてしまったのでした。REITは、減らしても良いかな、と思っていたので、それを実現させてしまったのが、感覚的には今回の取引でいちばん大きい部分です。
【2017年12月の買い】ADM買い、NGGとPPL買い増し
2017年12月分の売買を行いました。
私の金融セクター保有銘柄であるT. Rowe Price (TROW) が、3雪玉 ⛄️⛄️⛄️ と、買値の約1.5倍に膨らんでおりまして、このうちの約3分の2を売却してしまいました。
この額をもって、穀物メジャーの一角である、Archer Daniels Midland (ADM) を、2雪玉 ⛄️⛄️ 買いました!
ついにやっちゃいましたよ。まあ、銘柄入れ替えと言うことではあります。澤上篤人氏の言っている、「儲かっているときに薄く薄く売り上がっていく」という形でもあります。
売らないと決めている株と違い、フレキシブルに考えていたTROWは、最初から約1雪玉 ⛄️ しか保有していなかったと思って、持ち続けます。一応、恩株となりました。
そして、実質の今月分の買いとして、ナショナル・グリッド (NGG) と、PPL (PPL) を買い増しいたしました。これらは、それぞれ1雪玉ずつ ⛄️/⛄️ しか買い付けていませんでしたが、いずれも絶賛含み損中であり、ゴキゲンで買い足しました。
NGGは時価2雪玉 ⛄️⛄️、PPLも時価2雪玉 ⛄️⛄️の保有となりました。
いずれも、米国と英国で操業しているインフラ系会社、公益株です。NGGは英国ADRであり、現地での源泉徴収がなく有利です。
私のブログで発信しているけれど、他の日本人ブログではあまり馴染みのない投資ネタと言えば?
このブログは、米国株を中心とするブログです。一番最初は、ドイツ語ブログになる予定だったんですよ(笑)。
さて、私のブログにオリジナリティーがあるとすると何があるか、もっと端的に書いてみようと思いました。
①実物不動産と、REITと、米国債と、インデックスファンドと、米国株投資をそれぞれ経験している。そのことを客観的に振り返って、敢えて比較している。
②米国債の魅力について、比較的掘り下げているし、思い出したように定期的にその魅力を発信している。ここには、オリジナリティーを見いだせます。ただし、これは、林敬一さんという方の受け売りです。私が最も尊敬する日本人投資ブロガー林敬一さんの、弟子となって発信しているつもりです。
③米国債は最もリスクフリーだし、本当は米国債投資のみでも良いかも知れなかったけれど、私は比較的まだ若いため、当面は外国株投資をしている点。現状、日本株外しで新興国株はずし。
④連続増配株・配当再投資を含む、米国株中心のインカム投資。私は英語ができるため、英語圏の情報もそれなりにとった上での情報配信。特に、取得コストに対する利回り(イールド・オン・コスト、yield on cost、YOC)を計算することに余念がない。
⑤バフェット的広い堀(広い濠、ワイドモード、wide moat、高い競争優位性)をもつ銘柄で、連続増配銘柄かつチャウダースコア(Chowder score = 配当率 + 5年平均増配率)の高い銘柄を見出し、組み合わせることによるYOCの最大化。
このチャウダースコアを広めたいと思っていたが、多分、日本語ブログでは埋もれている。このチャウダースコアは、gonchanさんのブログでも言葉は出てきませんが似た事を言及されています。
私のブログが有名になってもならなくても別にもうどっちでもいい、いやむしろ埋もれてもいい(ぶっちゃけ敗北宣言)ですが、誰かのお役に立てればよいかな、どこかで途切れたとしても、私の足跡を残しておければ。そんなブログとして細々とやっていくと思います。
どうかお付き合いいただければ幸いです。
でも!一番やり甲斐出るのは、コメントいただける事かな。是非お願いします!!!
⛄️⛄️Leるt's build a big Snowball on your own! あなただけのでっかい雪だるまつくろう!⛄️⛄️
雪だるま的序列
私の保有銘柄を眺めながら、次は何を買い増そうかと思案するための記事 (半分本気) です。
約6雪玉⛄⛄⛄⛄⛄⛄以上
PG
約5雪玉⛄⛄⛄⛄⛄~
JNJ
約4雪玉⛄⛄⛄⛄~
MO、TGT、GSK、VZ、T、IBM
約3雪玉⛄⛄⛄~
BTI、DEO、PEP、GIS、MCD、VFC、MMM、MSFT、XOM
約2雪玉⛄⛄~
UL、KMB、KO、K、KHC、HRL、WMT、CVS、MDT、CAH、EMR、QCOM、CVX
なぜこの記事を書きたかったかって?
それは、雪だるまがたくさん書きたかったからに決まってるじゃないですか~⛄⛄⛄⛄⛄
なお、このブログでは、雪だるま (Snowman) と 雪玉 (Snowball) は、ほぼ同義として扱っています。
⛄⛄⛄⛄⛄ Let's build a biiiiiig Snowball! (でっっっっっかい雪だるまつくろう!) ⛄⛄⛄⛄⛄
2017年11月の買い…【新規買い】KMB、【買い増し】VZ・GSK
今月分 (2017年11月) の買いを行いました。
【新規買い】 キンバリー・クラーク (KMB) ⛄⛄ (約2雪玉)
KMBは生活必需品系の銘柄です。株価がそれなりに下がってきており、買い時かも?ということで現地時間2017年11月8日に購入しました。P&G (PG)、ユニリーバ (UL) に次ぐ3番目の取得となりました。
【買い増し】 ベライゾン・コミュニケーションズ (VZ) ⛄ (約1.3雪玉)
VZは通信銘柄で、最近の下落を考えて現地時間2017年11月10日に取得しました。AT&T (T) を買い増すのと非常に迷ったのですが、バランスを考えてこちらにしました。以前2回買っており、買い増し2ラウンド目となります。あわせて 時価 約4雪玉⛄⛄⛄⛄ の保有となり、AT&Tの 約4雪玉⛄⛄⛄⛄ とほぼ同額です。
【買い増し】 グラクソ・スミソクライン (GSK) ⛄ (約1雪玉)
英国ヘルスケア銘柄のこちらも、買い増し2ラウンド目となります。現地時間2017年11月10日に取得し、あわせて 時価 約4雪玉⛄⛄⛄⛄ の保有となりました。
新たに買う銘柄は、出てきたり出てこなかったりします。買い増ししていく銘柄、新規取得する銘柄、それぞれ時宜にあわせて検討していきます。日本人米国株ブロガーさんたちもいろいろ発表されている方が多いですが、私は我が道を進んでおります。
日本人のブログも大いに参考にさせて頂いていますが、私の主な情報収集先は英語のサイトです。英語のサイト等を読んでいますと、私が言及するのは烏滸 (おこ) がましいほど内容が充実しているので、それぞれの銘柄についてわざわざ言う必要はないのではないかと思うくらいです。なので、私は時間の節約のため、個々の銘柄の過去の業績やバリュエーションの記述は省略しています。
⛄ Let's build a big Snowball! (でっかい雪だるまつくろう!) ⛄
【つぶやき】この株が欲しいかも…うわらば。
性懲りも無く、ウォッチ銘柄を監視しつつ、ネット情報をさまよっています…うわらば。
▶︎うわらば。
懐かしいですね。どうでもよいですが、あの熱血マンガを思い出しました。答えはこの1番下です。
米国株高に沸いている2017年10月でも、様々な理由で売り込まれてきている銘柄がいくつかあります。
色々な銘柄を眺めつつ、米国株と比較したり日本株と比較したり、指標も見るけれど、何だかんだいっても応援したい/欲しい銘柄。そんなことも、時間が経ったら、記憶の彼方に追いやって忘れてしまいそうです。
あの頃何を考えていたかな?というのを思い出す、そのための記録ブログです。
⛄️今、何も考えずに買うならこれかな
ETFのHDV
⛄️とりあえず持っているけど近々にまだ買い増ししてもいいかも
General Mills (GIS)
Kellog (K)
Altria Group (MO)
General Electorics (GE)
Qualcomm (QCOM)
⛄️新たに買ってみてもいいかも
Campbell Soup (CPB)
J. M. Smuckers (SJM)
Phillip Morris (PM)
Archer Daniels Midland (ADM)
⛄️割高かもしれないけど新たに買ってみてもいいかも
Cflgate Palmolive (CL)
Clorox (CLX)
Beckton & Dickinson (BDX)
⛄️いつか買い増すかもしれないけどしばらくおあずけ
Coca Cola (KO)
多分に恣意的です。
▶︎うわらば
…北斗の拳の、アミバというキャラの断末魔です。
ケンシロウ、トキ、ラオウと並んで4兄弟という設定なのが面白い。
⛄️雪だるまつくろう! Let's build a Snowball! ⛄️
【新規買い】ホーメルフーズ(HRL)を買いました
2017年9月23日未明、現地時間22日、Hormel Foods (HRL) を買いました。
購入額は、約2雪玉。
HRLは、設立1891年と、Civil War 南北戦争の後、Sino-Japanese War 日清戦争より前と、驚きの食品系老舗企業です。連続増配年数51年と、なんとDividend King 配当王です。
素晴らしい配当記録と、盤石の営業利益の歴史を持つていますが、七面鳥の価格下落と販売不振から足を引っ張られて株価が下落し、配当が約2.2%と許容範囲に落っこちてきたところでキャッチしました。
HRLで特筆すべきは、その配当増配率の高さです。それと、配当性向が約40%と、増配余地が大きいことです。
ホーメルフーズの年間増配率
3-year: 19.49%
5-year: 17.41%
10-year: 15.27%
配当 2.2% + 5年増配率 17.4% = 19.6% = Chowder Score
チャウダースコアにこのブログで言及するのは久し振りです。
このスコアが12%を超えていればチャウダーの言う配当増加投資として的確と言うのがChowder
ruleです。
比較的低配当でも、大きな配当成長が見込めれば将来は受取額が大きくなると期待できます。チャウダースコアを利用することでこれを達成したいですね!
⛄️ Let's hold a self-accumulating Snowball! (勝手に大きくなる雪だるまつくろう!) ⛄️
【買い増し】ゼネラル・ミルズ(GIS)を買い増ししました
2017年9月22日未明(現地では21日)、アメリカの食品株の一つであるゼネラル・ミルズ(GIS)を買い増ししました。
今年約2雪玉を買い付けていましたが、含み損で時価約1.8雪玉となっておりまして、買い増し額は約1.2雪玉。時価合計で約3雪玉としました。
約3雪玉となったところで、私の主力銘柄の仲間入りを果たしまして、3雪玉以上の主力銘柄は17銘柄となりました。
現在主力トップ5銘柄
PG, JNJ, MO, T, IBM,
その他の主力銘柄12
DEO, MMM, BTI, PEP, TGT, MCD, VFC, VZ, GSK, UL, MSFT, GIS
コカ・コーラ(KO)を買い増す代わりに、PEPやDEO、食品株を買ってきた実績があります。これが果たして、吉と出るか凶と出るか。
【新規買い】W. W. Graingerを買いました
W. W. Grainger、約1雪玉です。
Ticker code: GWW。日本のMonotaROの親会社で、資本財セクターでありながら堂々の配当貴族銘柄です。
52週高値の約262ドルから、52週安値の約155ドルまで約43%も下落した後、少し上げてきたところで、買うことに致しました。配当も3%を超えていると買いやすく思いますね。
個人的な思惑等を排除し、配当貴族銘柄などを、淡々と買い足していく。
【新規買い】BHPビリトン(BHP)を買いました
私の投資方針は、「それなりに盤石」と思われる配当株を買い進めていくことであり、私のポートフォリオは、10銘柄前後の投資家と異なり、「数十銘柄にやけに分散する」という特徴があります。これも欲しい、あれも欲しいというものを10銘柄程度には絞り込めない!という思いと、減配リスクをできるだけ減らす、という思い、さらに、ETFを自作したい!?という思いが合わさっています。
素直にVYMかHDVを買っておけよ、と言いたくなるところをグッと我慢して、今の主力銘柄チョイスとなっています。具体的にはPG, JNJ, MO, T, IBM, DEO, MMM, BTI, PEP, TGT, MCD, VFC, VZ, GSK, ULあたりです。
で、今月の買い第一弾は、何故かBHPビリトン、約1雪玉です。
もっとエネルギーセクター増やそうかな、と思いっている中、敢えて米国株を外し、この豪英国株にしました。もちろん、超長期で持っていても良いかな、と思うから購入に至りました。
【買い増し】グラクソ・スミソクライン(GSK)を買い増ししました
グラクソ・スミソクライン(GSK)を買い増ししました。
金額は、ショボく約1雪玉。
すっかり、52週安値を狙う投資家になってきました(笑)。
考えてみると、そもそもバリュー投資は買値が安ければ安いほど良いのは自明です。どんな市場の環境でも、相対的に安い銘柄を狙うべきでしょうから、その時々で安い、すなわち、52週安値をつけている銘柄を買って/買い増していくのが良いような気がします。
ウォーレン・バフェットのように「絶対的に安く」なるまでじっと待つような投資方法もアリなのでしょうが、それでは、私の毎月のニューマネーが遊んでしまいます。
バフェット太郎さんがいつも辛口で批評するのも納得で、私はやはり、広い意味でのドルコスト平均法となるように、コツコツと買い増して行こうと思っています。
現在、Dividend aristocratsの一員である、
Genuine Parts (GPC) と、
W. W. Graingers (GWW) に注目しています。
【買い増し】アルトリア・グループ(MO)を買いました
NYダウ、S&P500の動きを見ていると、これからの短期・中期の市場動向はどうなるんだろうな〜といつも思います。
10年単位での長期では、米国の将来も安泰とは思うのですが。
定期購入の一環として、最近株価が下落してきたアルトリア・グループ(MO)を買い増ししました。
購入額は、配当再投資を含め、約1.5雪玉と変則的です。
結果、保有時価総額が合計約4.5雪玉となりました。これは、私のポートフォリオ(雪だるまファンド)の約4%弱に相当します。
元フィリップモリスという社名だったこの銘柄もそうですが、企業を調査するときは、最近数年間だけではなく、いちばん始めから確認するのが大事なのだろうと思います。
次に買い増しするときは、分社したフィリップ・モリス・インターナショナル(PM)かなあ。
絶賛下落中の元スタンダードオイル(現エクソンモービル、シェブロン)も買い増ししたいですね。
私が買い逃した株式たち
そんなこと、もしかしたら投資家だとよくある事かもしれませんが、取りあえず教訓として挙げておきたいと思います。
(1) アーチャー・ダニエルズ・ミッドランド(ADM)
珍しく株価30ドル台に落ち込んでいた2016年、まだ落ちるかどうか?と思いながら買い時を逃してしまった。
(2) アボット(ABT)かベクトン・ディッキンソン(BDX)
ABTは調整時に買おうと思っていたがまだ買えていない。BDXは株価推移が堅調すぎて、買い時が見つからない。医療機器系は、MDTとCAHは買えた。
(3) コルゲート・パルモリーブ(CL)とクロロックス(CLX)
生活必需品企業で、ともに割と人気の高い企業。
ここ数年、PERも高いし買えないな〜と思いつつも、調整時に食指を伸ばしていたがダメだっと。
(4) ユニリーバ(UL)
買い増し対象として常に考えていたが、調整した時にしばらく考えあぐねて見逃してしまった。
(5) ロッキード・マーチン(LMT)
私の特徴としては、特にDividend aristocrats(配当貴族)銘柄だと、52週安値を更新しているものを機を伺いすぎて見逃してしまうと、「釣り逃したあの魚は大きかった」と思いやすいです。
番外編
(1) TLT (米国債ETF)
変な株買うくらいなら、安心安全の米国の超長期債。これから金利が上がってくる時代だと買いづらいが、今でも現金/待機資金の代わりに一時これにしておくのは理に適っている。暴落期待組なら、なおさら。
そういう意味で、あの時買おうと思ったのに、買えなかった。
その代わり、「平均デュレーションが短い」という理由で、BNDを買った。
(2) 米国債ナマ債券
残存期間数年ものなら買ってもいい。持ちきってラダーで各年、長期債に乗り換えるという戦略なら。と思いながら、まだまだ大した金利まで上がってきてないため、妙味は低い。それならば兄ファンド内で単なる待機資金としてMMF(マネー・マーケット・ファンド)として置いておくだけでもいいか。
米国債の金利も、昔の5%越えの時代のことを考えると、まだまだ妙味がなく、現在はほとんどポートフォリオのバランサーとしての役割でしかない。
無理に投資をしなくない人の場合は、ドルコスト平均法でドルを買っていって、まだまだしばらくはMMFに置いておくだけでも全然良いのではないか。気が向いた時に米国債を買う。日本円に偏るリスクを緩和するだけでも十分。とはいっても、そんな人は、この記事のこんなところは読まないでしょうね(笑)。
私のように、骨の髄まで「リスクを取らないことをリスクと考える」ことが染み着き、完全に箍(たが)が外れてしまった人は、もはやフィクストインカムだけでは満足しなくなってしまいます。
が、「たまにはキャピタルゲインも利確してもいいけれど、殆どは債券投資の延長上で」投資を考えることは、比較的健全な投資の方向性と私は思っています。
皆さんはどうでしょうか?
【新規買い】ケロッグ(K)を買いました
2017年7月12日未明、CAT売り、KHC買い、PG買い増しをおこなった日ですが、ケロッグ(K)も買いました。
この銘柄は、ニューマネーで1雪玉のみ買いました。
生活必需品セクターのうち、飲料系としてはディアジオ(DEO)、ペプシコ(PEP)、コカコーラ(KO)と、合計約8雪玉も保有しているのに、純粋な食品系はゼネラル・ミルズ(GIS)1銘柄しか持っていないため、次の生活必需品セクターとしてはこの分野を買い増したいと思っていました。そこで、KHCと同時に購入に至りました。
ななしさんからコメントをいただいた関係で、思いついたもう一つの記事を挟んだ形になりましたが、記事を小出しにする作戦2017年7月12日編はこれにて一段落となります。
【損出し相殺】【買い増し】プロクター&ギャンブル(PG)を買い増ししました
updated [2017.11.19]
2017年7月12日未明に、CATを3分の2ほど売って、ほぼ同じ額(約2雪玉)でクラフト・ハインツ(KHC)を新規購入しました。このとき、CATの売却益約1雪玉分に課税されることを憂慮していました。
ここで口座を見渡すと、私の最大の持ち比率であるProcter&Gamble(PG)が、絶賛含み損になっているところに目をつけました。
もともと、PGは2015年の12月に、どえらい高いところで買ってしまったのでした。まあ、いっか〜と、何度も自分を慰めつつ、そのまま買い増しせずに今まで至っていました。
【2017.11.19追記】今思うと、70ドル台のときは、絶好の買い増しチャンスでした。これは、投資方針(ポートフォリオの5%を大きく超えない)にこだわり過ぎたためできなかったのでした。教訓として、再度、胸に刻もうと思います。
で、PGは一般口座で保有していましたので、この機会に特定口座に移し替えました。約5雪玉分の株式を全売りして、その資金に少しプラスして、ほんの僅かですが「配当再投資」という名目で多めに購入しました。この操作により、PGの損出し額とCATの売却益額がほぼ釣り合いました。
ここで気を付けないといけないのは、「売却益」についてです。売却益の課税については、あくまでも「円建て」の売却益額に課税されます。なので、売買時により為替は変わっていますし、必ずしも円建ての含み損益とドル建ての含み損益は比例しないことに注意し、円建ての方を見ながら売買の戦略を見るべきです。
結果、保有ポートフォリオのトータル含み損益額に大きな変化を与えない一方、CATからKHCへの銘柄入れ替え、PGの口座移し替えと買い増しができました。CATとKHCの入れ替えでは配当額もほとんど変わらず、PGの買い増しによる配当額増加につながりました。
本当は、エクソン・モービル(XOM)、ベライゾン(VZ)、AT&T(T)、ゼネラル・エレクトリック(GE)など、買い増ししたいものが多いのですが、我慢しています。
⛄️ Let's build a tailor-made Snowball!(オーダーメードの雪だるまつくろう!)⛄️
【銘柄入替】【新規購入】キャタピラー(CAT)を一部売ってクラフト・ハインツ(KHC)を買いました
【銘柄入替】キャタピラー(CAT)を一部売ってクラフト・ハインツ(KHC)を買いました
もともと、約2雪玉分買っていたキャタピラー(CAT)が、最高値を更新し、ドル建てで50%程の含み益(評価額で1.5倍)となっていました。CATは、トランプ銘柄としてぐんぐんと評価額をあげてきており、凄いなーと思っていました。買った時の配当がほぼ4.5%で、評価額が上がったところで配当率がほぼ3%となっていました。
どうしようかなーと思っていたのですが、資本財のセクターに位置する銘柄で、景気敏感株です。今後の株価の動向も気になるところですが、去年は増配記録に黄信号もともりました。
ここは、3分の2(2雪玉分)ほど売ることにしました。
売ってどうするかということも必要な戦略です。現金で保持しておくことも考えました。
が、生活必需品系のうち、折からの食品系銘柄として株価が絶賛下落中のクラフト・ハインツ(KHC)に乗り換えることにしました。もともと、フィリップモリス株からスピンオフして出たクラフトフーヅ(旧KRFT)と、ケチャップで有名なハインツが合併してできたある意味新しい会社で、増配銘柄ではまだまだありませんが、フィリップモリス時代からの遺伝子はしっかりと受け継いでいるものと思います。
現在のバリュエーションは正直魅力的とは言えませんが、新バフェット銘柄としての位置付けもあり、今回買うことにしました。
キャタピラーは、約1雪玉分のみ保有を続けて行こうと思います。こちらは、よっぽど割安の時には買い増すかもしれませんが、ポートフォリオの最小単位軍団(サテライト部分)としての方向性として位置付けてゆくことになりそうです。
⛄️ Let's build a curious portfolio of Snowball! (面白いポートフォリオの雪だるまつくろう!)⛄️
2Q2017を振り返って~米国株編

私は米国株を現在、29銘柄保有しています。
簡単にまとめてみますと、上の表のようになりました。
一番下の行が、平均値です。
単純平均では、買い付け額平均75.53ドルに対して評価額83.23ドルで、買い値に対して110.19%の評価です。
本当は、加重平均をいないといけません。
平均の配当(current yield)は3.28%に対して、単純平均のYOC (Yield on Cost) は 3.52%ですね。これは、7.31%有利となっています。
Dividend 1-year increaseは、ここ1年間、直近の増配を挙げています。この配当成長率は単純平均で5.41%の増加です。中央値は5.56%です。
対して、5年間の配当成長率は2011年と2016年の値を比較しており、年平均12.08%です。ただし、ここには、HP (Helmarich & Payne)の約60%という、異常な外れ値を含んでいます。このような値による平均値の実感との乖離を排除するためには、中央値 median を用います。すると、14番目と15番目の値の平均をとり、10.67%と出ました。
ここ1年間の増配率は、過去5年間と比べておしなべて低くなっています。これは、高まるPayout ratio と相まって、今後憂慮すべき兆候と思います。
英国株編と、加重平均表に乞うご期待。
【買い増し】ベライゾン・コミュニケーションズ(VZ)を買いました
ゼネラル・エレクトリック(GE)を買った日に、ほぼ同時に、ベライゾン・コミュニケーションズ(VZ)も買いました。
こちらは、買い増しです。
VZは約2雪玉の買い付け額だったものが、ここ最近軟調で、株価が下げてきたため、私の買いのレーダーに引っかかってきたため、買い増しを決断しました。
配当率が約5%と juicy オイシイ値になってきたため、思わず買ってしまいました。
評価損を抱えているため、買い増しして合計約3雪玉となるように、約1.15雪玉分買い増ししました。
""""""""""""""""""""
私の勝手な買いルール(仮)
評価益時には、1雪玉の倍数の単位で買い付ける。
評価損時には、合計で1雪玉の倍数の評価額となるように上乗せして買い付ける。
1雪玉はあくまで概算で、厳密ではない。
""""""""""""""""""""
Let's build a big Snowball with fun! (雪だるまは楽しんででっかくつくろう!)
【新規買い】General Electricsを買いました
4月は、買い増しができずにいました。
今回、思い切って、資本財セクターの株式として、General Electrics(GE)を買いました!
私としては、遂に、という感覚です。
今四半期の資金の一部として、溜まった配当金約0.5雪玉と、新規資金約0.5雪玉を足して、1雪玉分の買い付けを行いました。
私は、買い付けのベースとして、実績としては毎回2雪玉程度を買い付けてきました。ですが、資本財セクターは重点的に投資するセクターとは思っていないため、1雪玉にとどめました。ショボい額ですが、打診買いといった程度ですね。
GEは、また機会があれば、買い増ししようかと思います。
今期増配したコカコーラ(KO)から配当をいただきました!10年後、20年後の配当再投資シミュレーション
私のコアポートフォリオの一員である、コカ・コーラ(KO)社から、配当をいただきました。言わずと知れたDividend Aristocrat(配当貴族)のひとつです。
KOの配当月(実際に受け取る月)は4月、7月、10月、12月でして、12月だけが不規則になっています。
私がKOを買ったのは、2014年の秋で、一株あたりコストは43.34ドルでした。2014年12月から配当をもらいはじめ、今回10回目の配当受け取りとなりました。その間、3回の増配があり、KOへの再投資や売買はしていません。
四半期配当は、
2014年は0.305ドル。
2015年は4月に8.197%増配し0.33ドル。
2016年は4月に6.061%増配し0.35ドル。
そして今回、2017年4月に5.714%増配し0.37ドルです。
最初の2014年は、税込のYield on Cost(YOC; コストに対する利回り、税込)は2.815%でした。
これが、増配により、
2015年は3.046%
2016年は3.230%
2017年は3.424%とすくすく成長してきてくれています。
通常、YOCと言えば、配当再投資は考慮しないコストあたり利回りのことを言います。時価に対してではありません。
もし、この配当をすべて再投資していたら、それを含む利回りはいくらになるか。アメリカ人では、これをYOCと呼んでいる人がたまにいるのですが、これを、私は勝手にmYOC(modified yield on cost; 修正利回り)と呼んでいます。
このmYOC(税込)は
2014年は2.815%
2015年は3.060%
2016年は3.307%
2017年は3.571%となりました。
再投資分からの配当率は、面倒くさいので仮に2.8%と固定し、さらに、税金を米国10%+日本20.315%徴収されるものとして税金を考慮した計算を行なっています。外国株配当控除はしなかったものとします(これは、個人により還付額が異なるため)。
配当再投資しないYOCが3.424%に対して、mYOCは3.571%と、あまり差がないように思いますよね。
しかし、増配率を一定の6%と置くとして、シミュレーションしてみました。
10年目(2023年)では、YOCが4.857%に対して、mYOCが5.670%と、割と差が開いてきます。
20年目(2033年)では、YOCが8.698%に対して、mYOCは12.250%と、大きな差となります。
30年目(2043年)では、YOCが15.577%に対して、mYOCが26.467%と、ヤバイことになりました。
もちろん、外国株配当控除で還付される額を加えると、もっと利回りは上昇します。
このことから、配当を同じ銘柄でもよいですが、何らかの連続増配株に再投資して行くのが非常に重要と思われます。
私は、目下、受け取った配当を貯めておいて、より有利そうな銘柄に再投資することにしています!
3月は配当株が多くて嬉しかったです
事情で、しばらく新たな記事をupできていませんでした。
私は、主に米国株へ投資しています。
投資企業は、約30銘柄を数えるようになりました。
このうち、配当を受け取る月が3月、6月、9月、12月の配当株が多くて嬉しい3月でした。四半期配当ですので、3の倍数の月に比較的集中しています。
一応、他の月にも受け取っているので、毎月配当となっています。
その気になる銘柄は…
Chevron (CVX)
Emerson Electrics (EMR)
Helmaric & Payne (HP)
HSBC (HSBC)
IBM (IBM)
McDonalds (MCD)
3M (MMM)
Microsoft (MSFT)
Qualcomm (QCOM)
Target (TGT)
T. Rowe Price Group (TROW)
Unilever (UL)
V.F. Corporation (VFC)
Wells Fargo (WFC)
ExxonMobil (XOM)
ZMLP (MLPのETF)
こんなところですね。
注意点は、あくまでも振り込みの月であって、ex-Dividend date(権利落ち日)ではないということです。
もう少し、1月や2月の銘柄を増やしてもいいかな〜と思っていたのですが、偏っていても特に問題ないとはんだんしています。
ゼネラルミルズ(GIS)を買いました
昨夜の2017年3月23日、今月分の買い付けとして、ゼネラルミルズ General Mills(GIS)を買いました。
約2雪玉分を買い付けしました。
ハーゲンダッツ等を扱う、食品系会社です。
25年以上連続増配ではないためDividend Aristocrats (配当貴族) ではありませんが、
「減配せずに」配当を長年出し続けている企業です。
バリュエーションはともあれ、その企業が生活必需品系であることと、安定性、継続性を買いました。
昨日の終値は59.37 USDで、52週高値であった72.95 USDより約2割程度下落してきています。
trailing PERは21.99と、おトク感はあまりありません。
株価キャッシュフロー比は15.6。
EPSは2.72ドルに対して、現在の四半期配当が0.46ドル、4倍して1.96ドル。
配当率は約3.23%と、S&P500平均よりも高くなっています。
そして、配当性向は64%と、充分に余裕がある(低い)訳ではありませんが、逼迫している訳でもない、人によっては合格ラインの値です。
過去10年間では、売り上げ成長率は年平均3.6%、利益成長率は年平均5.1%、EPS成長率は年平均7.3%でした。
それが過去5年間では、それぞれ, 2.2%, 1.6%, 3.3%と成長率が鈍化しています。
ウランの会社 Uranium Resources(URRE)の株でテンバガーを狙えるかって!?
Uranium Resources, Inc.(URRE)という会社の株を買う?という話を聞きました。
テキサス州、ニューメキシコ州、トルコでのプロジェクトのある会社のようです。
この株の過去の推移を見ていると、一時期1,500ドルを超えていた時期があって…1ドルくらいに大暴落し…昨日の終値は1.79ドル…
ってオイ、コモディティの会社ですが、完全にクズ株じゃないですか。
日本人でもこの株式を買った人もいるようですね。
私も買うかって??
私は基本はバリュー株信者なんですけれどね。
どこまでも夢を追いかけ、ドカンと一発、テンバガーを当てたい気持ちは良く分かります。
でも、あなた、本当に、この株がまた(急)上昇する日が来ると思いますか?
テンバガーを目指したいならば、とある本に書いてありましたが、それを狙えそうな銘柄10くらいを持ち続けて、ひたすら待ち続けないといけません。
しかし、その10銘柄のうち1つがテンバガーとなる保証はどこにもありません。
すると、もっともっと分散しないといけません。
あなたには、そこまでの選別眼がありますか?
選別眼がないならば、小型株のファンドやETFを買う方が、よほどマシな投資になる可能性もあります。
そういうわけで、私は、相場の低迷時には、小型株ETFも買ってみることにしました。
日本株なら、ひふみ投信、ひふみプラスもいいですね。一時期持っていたこともあったのですが、売ってしまいました。
結論。
大きくキャピタルゲインを得たいなら、小型株ファンドを買おう。
やっぱり、少しはグロース株も取り入れたい!?そして、暴落時にはあなたは何を買いますか?
私は基本的にはバリュー株投資がしたいと思っています。
しかし、未来の世界のことを考えると、やっぱり、グロース株もなんだかんだ言って取り入れたい、と思ってしまいます。
いきなり結論(その一)。
暴落時や調整時には、Amazon(AMZN)、Google/Alphabet(GOOGL)の2社を買いたい。
AI関連の分野でも、追随を許さない技術を開発し続ける2社。
私は将来のことも思って、テクノロジー系としてIBMとマイクロソフト(MSFT)を保有していますが、やっぱり、なんだかんだ言って冒険したくなってしまうのです。
IBMとマイクロソフトをそれぞれ買った時も、冒険だと思ってドキドキしていたのですけれど。
やっぱり、まだ配当を出さないAMZN, GOOGLはシーゲル流投資対象として当分は失格なのだろうと思うのですが、それでも1株ずつでも買っておきたいかな、と思いつつ、やっぱりずっと買えないでいるのです。
結論その二。
暴落時に、小型株のファンド/ETFを買う。
積み立て投資では、小型株効果というものが知られています。大型株よりもインデックスではリターンが高いことを示しています。
暴落後の反発を期待するなら、VTIなどの市場ほぼ全体も悪くないでしょうが、それならば、小型株に少し偏重してもよいかな。という事で、暴落時には、Dividend Aristocrats 配当貴族も買い増したいですが、上記のグロース株も、さらに小型株も買いたいなーと思ってしまいますね。
Yahoo! Financeの修正株価から配当再投資後の時価を計算しよう(擬似DRIP)
私は、保有している銘柄を、買い増しを積極的にする銘柄と、あまり買い増しせずに持ち続けようかなという銘柄にだんだんふるい分けてきています。
買い増しする銘柄は、配当というキャッシュフローと合わせて買い増しして行きます。
しかし、買い増しせずに持ち続ける銘柄については、複利効果はその増配分しか恩恵を享受できません。増配だけでも充分かもしれませんが、もしその配当を再投資していた場合どうなるかというシミュレーションがしたくなるやもしれません。
そういう場合に、私がよく参照しているYahoo! Finance (アメリカ版ですよ!)の株情報が役に立ちます。
株価と配当の推移を見る画面で、右のほうに「修正株価」が載っています。
この修正株価は、配当が出た場合、過去の株価からその配当分をを割り引いて、さらに株式分割を考慮した株価が表示されています。
例えば、ある株式の今の株価100ドル、10年前の株価が90ドルだったとしましょう。その間に40回、計20ドルの配当が出ているとします。10年前の株価は、その配当分を割り引いて、例えば修正株価約72ドルと表示されます。単純な引き算ではないため、90マイナス20とは計算結果が異なり、あえてこう設定しています。
この値を用いれば、もし配当再投資していた場合の、もともと保有していた1株あたりの時価が計算できます。すなわち、米国の証券会社でできるようなDRIP(Dividend reinvestment plan)後の株価がわかるという事です。ただし、税込みです。
上の例で、10年前に90ドルで株を買い、配当を再投資せずにそのまま保有していた場合、時価は100ドルです。
しかし、配当再投資を含めた72ドル→100ドルという修正株価を利用し、
90ドル × (100÷72) = 125ドル
この値が、もし配当再投資をしていた場合の時価として導き出されました。
さらに具体例を挙げてupdate予定です。
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雪だるまファンドの中核、20銘柄ドリームチーム
外国株式10銘柄のみで、ポートフォリオを組むとしたら、どの銘柄を買いたいかのリストを、2016年8月8日に記事にしていました。これを眺め直すと、6カ月経った現在と基本的には変わっていません。
2016年8月8日記事より
①NSRGY (ネスレ)
②UL (ユニリーバ)
③GIS (ジェネラルミルズ)
④PEP (ペプシコ)
⑤MO (アルトリアグループ)
⑥JNJ (ジョンソンアンドジョンソン)
⑦GSK (グラクソスミソクライン)
⑧XOM (エクソンモービル)
⑨MMM (3M: スリーエム)
⑩IBM (アイビーエム)
これを、現在の投資内容や投資方針と齟齬をきたさないようにポートフォリオを考えてきました。多くのシーゲル流投資家とは銘柄がかなり被ります。当然ですけれどね。
結局のところ、私は、マイルールとして、5%ルール(1銘柄はポートフォリオの5%以内)を掲げていたのですが、やはり、これを基本的には大きく逸脱しないようにしていきたいな、と思っています。
私のポートフォリオ中核で、さらに買い増していきたい銘柄は以下のようになります。
私のポートフォリオ中核
生活必需品系
①PG(Procter&Gamble)
②UL(ユニリーバ)
飲料・食品系
③KO (コカコーラ)
④PEP(ペプシコ)
⑤DEO(ディアジオ)
⑥GIS(ジェネラルミルズ)
小売系
⑦WMT (ウォルマート)
タバコ系
⑧MO(アルトリアグループ)
⑨BTI(ブリティッシュアメリカンタバコ)
ヘルスケア
⑩JNJ(ジョンソンアンドジョンソン)
⑪GSK (グラクソスミソクライン)
一般消費財
⑫MCD(マクドナルド)
⑬VFC(VFコーポレーション)
エネルギー
⑭XOM(エクソンモービル)
耐久消費財
⑮MMM (3M スリーエム)
テクノロジー
⑯IBM(アイビーエム)
⑰MSFT(マイクロソフト)
情報通信
⑱T(AT&T)
⑲VZ(ベライゾン)
他
⑳米国REITのETF (一銘柄としてカウント)
これで20銘柄、20×5%=100%ということで、
20銘柄を重点的に増やしていき、
これら以外の銘柄はそのまま保有していけば良いかなーと考えています。
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ユニリーバ(UL)とクラフト・ハインツ(KHC)の株価上昇の裏で。
ユニリーバ(UL)とクラフト・ハインツ(KHC)の昨日(2017年2月17日のニューヨーク市場)の株価急上昇の裏で、私の狙っているゼネラル・ミルズ(GIS)等の株価が下がりました。
これは、GISを買え、という、思し召しなんでしょうかね。
来週また取引が始まった時に期待したいです!
また、最近はまたエネルギー系の株価が下がってきています。
エネルギー系はどうしてもシクリカルですが、エクソンモービルなら買い増ししたい!と思い、ウォッチしています!
クラフト・ハインツ(KHC)とユニリーバ(UN, UL)の上昇
私は、クラフト・ハインツ(KHC)とユニリーバ(ADRではUL)の両社を狙っていました。
KHCのポジションはまだありません。バフェットも噛んでいたクラフトフーズとハインツの合併後、ずっと狙っていたのですが、なかなかエントリーできず、静観していました。どちらにしても、合併後間もないため、まだまだ様子見でしょうか。
かたや、ユニリーバ(UL)は、買値として約2雪玉保有しています。私の持っている口座ではネスレのADRを扱っていないため、生活必需品系銘柄では今のところProcter&Gamble(PG)とこのULのポジションのみになっています。
今年は、隙を見てこのユニリーバを買い増ししてやろうかと思っていました。
その矢先、クラフトが、ユニリーバに身売りを提案した?というニュースを見ました。あれ?逆ですか?ユニリーバを買収?これがどうなるのかわかりませんが、結果的に、KHCもULも一晩で株価がかなり騰がってしまいました。
配当投資家としては、買いたい銘柄が上がってしまうのは悲しいことです。
こういう時は、
「それでも買えるほど割安なのか」
「諦めて、当面は別の銘柄にシフトする」べきなのか、
まあ、大きく分けてこの2つのどちらかに頭を切り替えていかなければならないのでしょうね。
株式投資で、積み立て中の株価について思う
株式に積み立てて投資をして行く時、皆、買った株がどんどん騰がっていくことを期待しています。
「安く買って、高く売る。」これが、投資の基本であるのは間違いありません。
では、何故、株価が上がるか。
株価が上がるのは、買いが売りよりも多いため。これは、抗いのない事実です。
では、何故、買いが売りよりも多いのか。
これは、いくつも理由があり得ます。しかし、一般的には、好決算が続くため。これが順当と思います。
たまには、好決算なのに、何故か株価が上がらない(買いが増えない)こともあります。理想的には、こういう状態の株にたくさん投資して、そして、市場が株価を適正なバリューに戻してくれるのを待つのがよい投資となります。
私が目指しているDividend Growth Investing 配当成長投資では、まさにこのような株を見つけ出すのが仕事とも言えます。
しかし、いつもそう上手くはできないかもしれません。
買い方として
(1) 株価が低迷しているときに(決算が冴えない時など)買い込む。結果的にいつかまた業績が上向きになって行って株価も上がり、配当成長率も高まれば万々歳。
これが、積み立て投資としては一番理想です。しかし、
(2) 株価が低迷している決算も冴えない銘柄を買い込む。いつまで経っても業績が上向かず、気がついたら同業他社に大きく水をあけられ、配当も成長しない、金融危機に弱くなり、下手したら、減配の憂き目に遭う。
このような最悪のパターンもあり得ます。できるだけ、このような投資にならないようには気をつけたいものですが、もしかしたら、案外に(1)と(2)は表裏一体なのかもしれません。
すると、この(2)の代わりの選択肢として、
(3) ちょっと平均よりもPERが高いような株価の推移を示す銘柄で、株価が調整なかなかしそうになく、過去の決算もずっと好調で、純利益成長率とともに配当成長率も過去の推移が素晴らしい。
こんな銘柄があれば、分散の観点からこういうものも(万能はないと思いますが)欲しいと思ったときに組み入れるのは、現実的には大いにアリなのではないかと思っています。
結局、市場参加者の買い材料としても、高成長を狙うためにも「好決算をそのうちきちんと出しそうな(あるいはconsistentに、常に出し続けている)」銘柄を買うべき、ということは(1)、(3)で共通しています。この見込みを強く確信できるような銘柄であれば、現時点で軟調(株価がなかなか上がらないなど)であれ好調であれ、買いなのではないかと思っています。
この考えのもと、私は、必ずしも生活必需品 consumer staples 系の銘柄に偏らなくても良いのではないかと思って投資してゆこうと思います!
⛄️ Let's build a nice and big Snowball! (すげえでっかい雪だるまつくろう!)⛄️
配当投資のつもりで買った株が騰がってしまい、売りたい人へ
私が米国株の個別株投資に踏み切ったときは、最初から配当投資のつもりで買い進めてきました。それで、大部分は売らずにきました。ごく一部、Abbvie (ABBV) 、Questar (STR) とiSharesのETFであるHDVを一部売却した以外には、持ち続けています。運良く、ポートフォリオ全体では今のところプラスですが、内心はもっと値下がりしてほしいと思っています。
トータルリターンを得ればいい、という観点で投資をする人などは、含み益が乗ってきた場合、それを売りたくなる衝動に駆られることでしょう。
私が証券投資に踏み切った2012年には各年限の米国債を買い込んでいたのですが、このときの私がまさにこの状況でした。残存年限が20年以上の米国債ゼロクーポン債は、大きく債券価格が上がりました。そこで、私は耐えきれずに何度も売り買いしてしまったのです。
このときの教訓は以下のものでした:
「短期で売っても、結局、再投資できない。」
満足する価格に下落してくる可能性はまったく読めず、結局はずっと持ち続けていた方が良かったのに、と思われる場面がかなりあったのです。私が行っていた米国債投資は、インカムゲイン目的だったのに、すっかり、『債券売買トレード』に様変わりしていたのです。
愚かな行為でした。
それは、株式にもまったく同じく当てはまります。
投資を続けようと思う限り、再投資リスクを充分に考慮しないといけないのです。
配当のために投資したのに、たったの数週間、数カ月で売ってしまうようなことを考えるのは、その投資の目的を違えることになります。
スキャルピング、スイングトレードで常にキャピタルゲインを追い求める方針と、じっと持ち続けて配当をもらい続ける行動は、本来的にはまったく異なる行動です。
スイングトレードをするとしても、次に別の銘柄に上手く乗り換えて、さらに売却益をどんどん積み重ねられる、成功する保証はどこにもありません。タイミングがいつも上手く合う保証はなく、
どうしても「考えを変えた、やっぱり売りたい」と思うような場面が年に何度もあるような人は、配当投資には向いていないのかもしれません。
配当投資家としては、本当にそれでよいのか、あと少なくとも5回は考え直して、もう二度とその銘柄が買えなくなってもよい、と思えるくらいになって初めて売却しましょう。
Think twice, thrice, or even more times to sell your dividend stocks and build an indomitable Snowball!
米国株投資に役立つホームページ
米国株等の外国株
http://www.dripinvesting.org/tools/tools.asp
http://www.suredividend.com/8-rules-dividend-investing/
http://www.dividend.com/dividend-stocks/
https://www.dividendchannel.com/
http://mobile.reuters.com/finance/stocks
http://www.gurufocus.com/stock/
https://finance.yahoo.com/
http://m.nasdaq.com/
http://www.morningstar.co.jp/frstock_us/
https://www.bloomberg.co.jp/news/overseas
マネックス証券
https://info.monex.co.jp/us-stock/index.html
SBI証券
https://site0.sbisec.co.jp/marble/foreign/top.do?
米国債
https://www.bloomberg.co.jp/markets/rates-bonds/government-bonds/us
含み益で憂い、含み損で微笑むべき
updated [2017.2.10]
参考過去記事 [82]
私の株式ポートフォリオ(新雪だるまファンド分)では、含み益の出ている銘柄では過去最高の含み益額を示していますが、含み損の銘柄もまだ結構あります。
雪だるまファンド分では、ドル建ではトータルでは約4.47%の含み益になっており、配当再投資を含めると約2年半で約8%のドル建トータル含み益と言えるでしょうか。年率3.1%くらいですね。
ポンド建の英国銘柄も入っている影響もありますが、S&P500に劣後しています。大したことはないですね。配当成長投資家としては、株価は低迷する方が好都合です。
ドルの平均取得為替は約110円あたりであり、為替によるこの計算への影響は今の所あまりありません。
配当成長投資家 Dividend Growth Investorとしては、含み益は敵です。
プラスになっていると、より気が大きくなって、もっともっと投資したくなります。しかし、高値掴みだと、期待リターンが下がってしまいます。
私が米国株を始める前、アベノミクスが始動してすぐの頃、ノーロード投信を半年くらいショボい額で積み立てていたのですが、含み益に耐えられず徐々に売却、すべてポジションを解消してしまいました。
一方、含み損になっていると、安心して積み立てられます。より高い配当やPERで、期待リターンが高まります。
投資信託の積み立て投資は「上がっても嬉しい、下がっても嬉しい」と考えるのが良いそうですが、
米国株投資を始めて暫くして、「上がったらあんまり嬉しくない、マイルドに下がったらそこそこ嬉しい、バーゲンセールになったら非常に嬉しい」くらいの気分になってきています。
個人的には、バーゲンセールの時に買える余力をちゃんと残しつつも、機会損失もあると思いますので、淡々と四半期ごとに買っていこうと思います。
バリュー株投資家にとって、企業分析は超大事。でも、それをブログにまとめるのは二番煎じに過ぎず。ネタは?
私は、まだバリュー投資家としてはヒヨッコです。
まがりなりにも情報を毎日のようにインターネットで収集しています。
投資ブロガーとしてもまだまだヒヨッコです。
たまには、少しは、企業の数字を挙げていることもあります。
しかし、自分にとって必要な情報を、きれいにまとめてまたブログにアップするのは、かなりしんどい作業となります。
たくさんの素晴らしい記事を書いてくださる先人たちがいて、それを利用させていただく。
素晴らしい。
自分がまとめようと思ってもたかがしれています。英語のサイトを読めたとしても。
日本語のサイトも、英語のサイトも読みます。とにかく大量に読みます。
本屋に行っても、とにかく手当たり次第に本を物色します。
そして何か、心に引っかかってきたアイデア、投資対象。
これを、少しevernoteに記録し、大事にあたためておく。
そして、私のオリジナルの解釈と合わせれば、記事にできるかもしれない。
実は、お気づきかもしれませんが、最近、不動産の戦略(主に整理)を練っていくにつれ、『億』という世界をどうしても意識せざるを得ないのです。まだまだ遠い世界ではありますが。それで、『億』という単位に滅法弱くなってきております(笑)!!
なかなか不動産の整理に関する思考過程をお見せすることができませんが、それも記事にしていくと、『不動産整理ブログ』に変わって行ってしまうかもしれません(笑)
とりあえず、それはソコソコに差し置いて、このブログでは「債券と株式」を中心とした記事を書いて行こうと思います。
とは言え、毎日トレードする訳ではありませんので、漠然としたネタものも、記事にしていくかもしれません。
そんなものでも気晴らしに見にきてくださって、当ブログをご愛顧いただければそれだけで至極恐悦です。
Let's build a big Snowball! (でっかい雪だるまつくろう!)