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⛄長期投資法として米国株&債券 (米国債) によるインカムゲインを重視し、再投資を含む複利運用を目指します⛄

投資に年齢は関係ない。ただし、目標期間と資金必要時期により方針が異なる

投資に年齢は関係ありません。何歳であっても、投資は必要、というのが現在の私の考えです。

ただし、人生の様々な場面、資産状況により投資方針は変わります。
教育資金しかり、自宅購入資金しかり、レジャー資金しかり、冠婚葬祭用緊急資金しかり。

目標期間と、資金必要時期により、投資の方針が異なってきます。
これは、巷にいう、
 「20代~30代は株がほとんどで、40代頃からだんだん債券に移行してゆき、
 引退する60代頃には、ほとんど債券にしてしまう」 
などという、ターゲットイヤー型ファンドとは必ずしも戦略は一致しません。

あくまでも、年齢固定ではなく、必要な時期を見据えての投資方針です。

資金必要時期から逆算した目標期間による投資方針表

①超短期   1年以内        現金、銀行預金、定期預金
②短期    1~数年        現金、銀行預金、定期預金または債券
③中期    数年~10年     ポートフォリオ運用
                     株式・債券・オルタナティブ(不動産・コモディティ等)を含む
④長期    10年以上       株式のみ運用、あるいは(金利が充分高ければ)債券のみ運用

これらが、現実的かと思われます。

そして、資金を①②③④に振り分け、それに応じて、運用を行います
③④については、諸説ありますが、少し解説が必要ですので、おいおい説明してゆきます。

えっ??
現金も運用に入るのか、ですって??
それは、次回に。
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現金や銀行預金は、決済性資金としての投資の一種

現金や、銀行預金も運用に入るのか、ですって??

そのとおり。

現金には、金利が付きません。
銀行預金は、昨今では、金利が0.1%を下回り、雀の涙ほどの金利しかつきません。

しかし、他の有利子性資産(債券、株等)に振り分けない資金があるとすると、これらも広い意味でのアセットアロケーションです。

「資産の80%が自宅で、その他はすべて銀行預金です」
「私は、運用は怖いから、銀行預金しかしません」

これらは、一つの立派な運用方針です。
しかし、リスクを取らないリスクが多分に内在しています。
少なくとも私はそう思っています。

しかし、全ての人にとって、多少なりとも現金/銀行預金がないと実質的に生活ができません。
これは、決済性の資金、と呼ばれます。

そこで、これを含めて、金融資産のアセットアロケーションを考えてゆきましょう。
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アセットアロケーションを考える、それは永遠の課題

アセットアロケーションを決めるのは、投資で最も肝腎な部分です。

わかりやすく言えば、株でどの銘柄を買うか?
              よりも、
              株と債券をどれくらいにするか?
という事が最も大事、ということです。

アセットアロケーションを決めることが、投資のリターンの9割以上を決定します。
これは、たくさんの専門家やブロガーが指摘している通りです。

アセットアロケーション最も慎重に考えるべきですが、しかし、早急には決まるわけではありません。
万人に共通のアセットアロケーションはありません。
有名なブロガーやFPが推奨しているからといって、完全模倣する必要はありません。
自分で投資をはじめ、勉強し、試行錯誤し、徐々に理想のアロケーションを見つけてゆきましょう。
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2015年初頭、たどり着いた私の基本運用方針①

私は、2012年から、運用を始めました。
投資家としては、やっと、ひよっこに毛が生えた程度です。
ですが、私の金融資産の1/3を超える額を
債券に突っ込み、それから、REITに突っ込み、一部で金を買い、それから、株に突っ込み、
数百冊以上の投資関連の本を読んできた結果、
20年以上ほったらかしにできる資金部分について、ドル転し、ほとんど株(米国株中心) & ちょっとREITポートフォリオを組むことに決定いたしました。

実際の運用内容を、これから、一部公開していくこととします。

そして、なにより大切なのは、基本方針を貫くことです。
そこで、基本運用方針を宣言することとします。

②につづく
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2015年初頭、たどり着いた私の基本運用方針②

基本運用方針

①運用目的
老後資金/遺産のための、長期運用を行う。
短期決済用資金は銀行預金、中期資金は原則、定期預金と保険で確保し、残りの余裕資金を充てる。

世界各国のGDP比に着目すると2015年現在米国が一位であるが、米国を中心とした経済の成長とグローバル化の波に乗ることが長期的には極めて重要である。
この目的の達成のため、中長期での経済の見通しを見る目を常に養いつつ、成長見通しの明るい国を中心に投資を行う。
世界各国の景気は循環し、市場のボラティリティ―(価格変動)はなくならないが、長期的には世界の経済は成長し続けていることを忘れない。

主に米ドル(USD)建てで運用する。
株式・米国長期債いずれも、そのリターンにより為替リスクは過去、相殺されてきたため、ドル円レートは忘れてもよい。
むしろ、円資産・日本リスクを考えたリスクヘッジとして米ドル保有は有効な手段である。
ただし、円評価は行う。

日本については、2000年~2014年末までの状況により、成長見通しは危うくリスクが高いと考えており、年金による運用も行われているため、ウェイトは極力低くする(GDP比よりも低くする)。
もし仮に中国等がGDP世界1位になったとしても、政治的基盤等のリスクが高い国については避け、投資方針は変更しないのが懸命であろう。

②リスク許容度
長期運用目的であるため、リスク許容度は相対的に高い。
潜在的成長率は株式が過去一番高く、この意味で、株式へ高い割合を保ってもよく、常に世界株式のアロケーションは50%以上、できれば80%以上でよいと考える。
絶対的なリスク許容度としては、これまでのドル建てあるいは円建て実現益分はすべて株式に割り当ててよい。
実質的には、最大の値下がりリスクとしては世界大恐慌時代の1930年代に米国株が約1/10に減価したことを踏まえ、実現益÷90%=実現益×111%分は株に投資してもよく、損切りも基本的に行わず配当再投資・新規購入していけばよい。

③ポートフォリオの構成
上記リスク許容度とコスト意識をもとに、ポートフォリオを策定する。
各時点での米国債10年/30年金利を基準(リスクフリー利率)に、株式や低格付け債券のリスクプレミアムを踏まえて株式/REIT/債券の比率を考える。
資産配分比率(アセットアロケーション)は、世界株式へ50%~90%、債券へ0~30%、短期運用資金(MMFや短期国債)へ10%~50%、コモディティへ0%~10%の範囲を目安にしている。
REITは株式に含めて考える。
この比率は、世界経済の状況を踏まえた上で流動性を持たせ、場合によっては大きく変更する可能性がある。

考え方の例
  (投資総額-実現益分) ⇒ 選択肢例(1) 株式50%、債券+短期運用資金50%
                    選択肢例(2) 債券100%
  (実現益分) ⇒ 株式100% 

株式ポートフォリオ: 基本的に、損切を行わなくてもよいインデックス、あるいは個別銘柄を選択する。
株式の過去100年間の収益は、世界的企業(大型株)では、配当再投資による収益が大部分とされている。
このことを鑑み、大型株でかつ割安な時期に投資することを基本とする。
世界の時価平均を鑑み、2014年現在では米国株へ50%以上を割き、ほとんどを先進国株とすることが懸命と考える。
ただし日本についてはREITを含め10%以下を基本とする。
配当成長株を主眼として、配当・金利収入を主軸とした運用を基本とする。
頻繁な売買はできるだけ避け、コストを意識した運用を心がける。
株式運用の部分については、超長期で年率10%成長を狙えるため、必ずしも正確なリアロケーションは必要ない。
長期運用目的でリスク許容度が非常に高いことから、株式へのエクスポージャーの絶対値は年々高くなっても構わない(相対的には少なくしてもよい)。ほったらかしでも構わない。
REITには、日本を含め運用総額の30%までを充てることが可能と考える。
新興国は10%程度まで充ててもよいと考える。

債券ポートフォリオ: 先進国債券を中心とする。
米国財務省債券の長期債(10年~30年)への直接投資が、世界のflight to qualityによる金利に対する動きに敏感であり、株式との負の相関が観察されている。
それに対し、世界債券インデックスは、一時的は株式と正の相関が観察されている。
よって、米国の優位性が揺らがない限り、米国財務省債券の長期債(10年~30年)への直接投資が有利と考える。
日本の債券については、2014年現在金利上昇リスクが高いと考え、ポートフォリオ内には含めない(日本リスクを年金等で負っているため、追加のリスクはとらない)。
ただし、債券クラスには、新興国債券を含め、これまでの実現益の範囲内で資金を割いてもよいと考える。
インフレを考えると債券は実質リターンが低いことに留意し、アロケーションを決定する。

コモディティポートフォリオ: コモディティは金利を生まないため、アロケーションには含めても5%程度、推奨0%、最大10%とする。

④アクティブ/パッシブ比率
必ずしも、パッシブ運用を中心でなく、ポートフォリオの基準価格は市場平均を必ずしも上回らなくてもよいと考える。
アセット全体がたとえ減価したとしても、再投資による配当・金利分は長期で成長する。
この部分は絶対的な収益がある(実現益)と考え、単年度での配当と増配分を含む総インカムゲイン絶対値の増加、Yield on Costsの増加を主眼に置く。

アクティブ運用: 個別株については、大きなリアロケーションが必要とならない限り、buy and holdを貫く。
これは事実上のアクティブ運用となるが、優良大型長期増配株を狙うことにより、一時的にはパフォーマンスが悪くても長期で配当が増えることが予想され、たとえ元本が半値以下になったとしても、超長期(数十年)で運用することにより、buy and holdを貫き(売らない)、配当再投資を行えば、アクティブ運用であっても米国10年債を凌ぐ収益率が期待できると考える。
S&P貴族指数や連続増配株関連の指数に連動を目指すETFも、このアクティブ運用に含める。
パッシブ運用: MSCIインデックス、S&P500インデックス、Dow Jonesが候補に挙げられる。

⑤個別株/ファンドの選択
 アクティブ運用については、長期的に見て企業利益の高成長が期待できるよい株をできるだけ安く買う。
株価収益率(PER)等によるバリュエーション(価値評価)を行い、1株利益と1株配当の持続的な成長が期待できるエクセレントカンパニーに注目する。

例えば、先進国個別株、特に優良大型株の長期増配株、連続増配株関連ETF (例:VIG、SDY) 、あるいはバークシャーハサウェイ株(BRK-B)に投資する。
パッシブ運用については、経費のできるだけ少ないETF (例:VT、VTI、VOO、SPY) やファンド(例:世界経済インデックスファンド)を活用する。

⑥売買実行
ポートフォリオの監視は常時行い、割安な時期に買付を行う事を心がける。
現物株をできるだけ安く買う、いわゆる逆張りである。
信用取引は、原則行わない。
この方針は、Warren Buffetと同様である。
エントリーポイントには移動平均線、MACD、RSI等のテクニカル指標を参考にする。

株式市場のボラティリティはなくならないが、長期で上昇を確信する銘柄のみを買うため、過度に一喜一憂しない。
株式市場の急落はむしろ逆手に取るチャンスである。
リスクを織り込んでいるので、損切りも基本的に行わず、配当再投資・新規購入していけばよい。
5年分の総インカムゲインを超えるキャピタルゲインのある資産については、利益確定を考えてもよいが、再投資リスクに注意する。
buy and hold方針を貫く方が懸命かもしれない。
2倍を超えるキャピタルゲインのある資産については、一部利益確定し分散させることを奨める。

⑦将来の展望
 長期では、利益・配当・株価はすべて同率で成長すると期待できる。
  (1.09)^10 = 2.36
  (1.09)^20 = 5.60
  (1.09)^30 = 13.26
  (1.09)^40 = 31.40
  (1.09)^50 = 74.35

⑧情報収集
 常に、経済その他の勉強、現時点での世界情勢の情報収集を行う。
過去をもとに分析する。
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今日のドイツ語===2015年3月11日===

管理人はドイツ語を約10年前から細々と勉強しております。
自分で勉強してきた内容を、パソコン上のいろんなファイルに保存してきていますが、いかんせんいろんなところに情報が散逸し、なかなかひとつにまとまりません。
それならば、ブログにupしてしまえばいいではありませんか。

めんどくさい説明は抜き。
なるべく使えるドイツ語を、そのまま覚えて使える形にして簡潔に示すのが目的です。
太字のところを読み込んでいくと、そのまま頭にすっと入るようになるよう心がけます。
きわめて、私的なchoiceですが、不定期にupしていきます。

それでは今日のドイツ語です:

【単語・コロケーション】
DeutschEnglishJapanese
Verfügung, diepossession, disposal
über etwas verfügento have something
jm zur Verfügung stehento be available to someone~の役に立つ
jm etwas zur Verfügung stellento put something at someone's disposal~の役に立た せる



【そのまま覚えて使える例文】
Ihnen jederzeit zur Verfügung stehen
to be available [to be on hand] for you at all times

Für eventuelle Fragen stehen wir Ihnen jederzeit zur Verfügung.
If you have any questions, do not hesitate to contact us.


目指せ、独検準1級!
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