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アセットアロケーションの決定法など、⛄長期投資法として米国株&債券 (米国債) によるインカムゲインを重視し、再投資を含む複利運用を目指します⛄

アセットアロケーションの決定法

[106] アセットアロケーションの決定法 [2016.3.1] updated [2016.12.9]


アセット・アロケーション (資産配分) の方法


①長期運用基本方針の策定
 文書ではっきり表現する。
 自分自身の資産・負債の目標を理解し、何が本当の成功なのかを確認する。
 チャールズエリスによると、自分自身のリスクと、マーケットリスクの管理が資産運用の主要な目的である。


リスク許容度の確認
 自国のリスクを見極める。そして、安全資産とリスク資産を定義する。
 許容できるリスク範囲を計算する。


③安全資産の期待収益率 (無リスク収益率) を仮定する


④各リスク資産の過去平均収益率、リスクを洗い出す。
それらのリスク資産の期待収益率から、無リスク収益率とインフレプレミアムを差し引いて、流動性・その他リスクを勘案し、リスクプレミアムに見合うかどうか確かめる。


⑤1年間に許容できる損失額の上限を決め
 (リスクテイクの上限) これからリスク資産の割合を逆算する。
最悪の場合のシナリオを想定する。冷静でいられる投資範囲かどうか。
これを元に、外貨の資産割合、リスク資産と安全資産の割合を決める。


⑥リスク資産の中での各割合を決める。
 ⑥-1 ポートフォリオの構成
     市場全体
   / 成長株 vs. バリュー株
   / 大型株 vs. 小型株 など。
 ⑥-2 アクティブ vs. パッシブ比率
 ⑥-3 個別ファンド / 個別証券等の選択
保有コストに注意して、アロケーションに組み入れる。このときにポートフォリオ全体の長期収益率の大枠が理論的に決定されるが、リターンの「最大化」と「最適化」を混同しない。

投資初心者の場合、あせってアロケーションを固定させるより、慣れていくにつれて徐々にアロケーションを決定/最適化していくのがおススメ。


具体的な売買、個別銘柄については、
「安全域 (Margin of Safety)」
を意識する。


⑧リバランスルールを設ける。
一定期間ごと等、<売買コスト等も勘案して、リバランスを行う。
これは、大きくは逆張り投資法と言える。
「安全域」が確保されない場合や、
リスク許容度の変化等にあわせ、
アロケーションを再考する (リアロケーション)。


⑨感情を優先させない。
適切な投資政策をぶれずに維持する。
歴史的なものの見方をする。



もっと、別の視点もあろうかと思います。しかし、上記の視点は、いずれも忘れてはならないものだと思います。

さらに、万人に共通のアセットアロケーションはない、ということを意識しなければなりません。

最適なアロケーションは、各人が、それぞれ求めないといけない
=他人に頼ってアロケーションを決めるのは本来的にはよくない、
ということです。



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目下の投資方針は、こんな感じです↓
●資産全体:   [124] 基本運用方針-改訂第3版-[2016.5.10]
●株式portfolio: 配当投資マイルール
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