[119] 私が株式に投資する理由 [2016.5.2]
要約すると、以下のような理由になります。
①株は、債券よりも期待リターンが高い。
そして、インフレリスクに打ち勝つため。
②株式投資を、債券投資の延長線上でとらえているから。
バリュー株投資。
Warren Buffetの考え方のごとく、
優良株を、増加する利付債券: 擬似債券ととらえる。
(主に連続増配株に投資する。)
そのためには、短期ではなく、長期目線の投資を行う。
この②の考え方を採用したのは、
①を達成するための最良の方法と位置づけられると考えたため。
③インカムの分散のひとつとして。
インカムゲイン (キャッシュフロー) が第一であり、
キャピタルゲインは安易に追わない。
④そして、投資そのものを楽しむため。
私は投資を始めたとき、
マイナスリターンが怖かったので、
まず、
「不動産投資」と「債券投資」を始めました。
インカム狙いです。
①の「株は、債券よりも期待リターンが高い」
というのは事実ではありますが、
そうなるという保証はどこにもありません。
投資するタイミング等により、
マイナスリターンもいくらでもありうるからです。
これが怖いのならば、株式投資をやるべきではありません。
(インデックス投資を含む)
大事なのは、リスクの計算・管理・リスク分散です。
それから、
大量に情報を収集したのち、
この株式投資に軸足を移してきたのです。
そのいちばんの理由、原動力となった理論は、
②の、バリュー株投資です。
巷に出回っている投資全般の本では、
インデックス投資を薦める本が
かなり多くなってきています。
私も、一時期、練習がてらやっていました。
しかし、
これは、
インデックス投資とはいえ
必ずしもリターンが保証されないことが
一般日本人にとっての一番のネックです。
各個人に、
胸を張って投資を薦めづらいのは、
現代一般日本人は
”リスクをとることを極端に嫌う傾向がある”
ことが理由の一番でしょう。
もちろん、インデックス投資は優れた投資法ですが、
インデックス投資をするにしても、
適切な 「資産配分」
「リバランス」
「リアロケーション」 どれも重要ですが、
その方針に確固たる自信をもてるかどうか。
そこで登場する
このブログの柱でもある
バリュー&連続増配株投資は、
バフェットのごとく、
優良株を、逓増していく利付債券ととらえ、
(!!擬似債券です!!)
債券投資の延長線上でとらえます。
擬似債券としての
「クーポン (ここでは、わかりやすく配当分と考えましょう)」
のリターンが着実に得られると捉えますから、
多少の値下がりがあったとしても、
将来的な株主資本の増加分を
市場が再評価して、
また、その分評価額が上がってくると考えます。
なので、
「短期のトータルリターンは忘れて」
「長期では、債券よりも有利なクーポンが得られる」
「そして、理論的にはキャピタルゲインも得られる」
そう、
バリュー&連続増配株投資を
超お得な債券投資」と考えるのです!
私は
バフェット等の本を読み込み、
確固たる優位性があるものと考えたのちの
投資方針として、
②を位置づけました。
というわけで、
私は今でもバリバリのインカム狙い投資家です。
さあ、あなたは、
どういう投資をしたいですか?
それでもバリュー株投資でも怖い、という方には、
私は、以下のB.あるいはC.をお薦めできるかもと思います。
B. バリュー株+米国債投資の組み合わせ
★[89] 米国債と株式投資(特に米国株)の組み合わせは最強
C. 米国債投資オンリー
★[112] 米国債は最強の安全資産。その戦略は [2016.3.17]
D. インデックス投資
E. キャピタルゲインを狙ったスウィング/デイトレード
私の、2016年5月初日時点のお薦めは
A.またはB. > C. > D. > E. の順です。
これは、長い目で見れば、
トータルリターン順であると
信じています。
ストレスフリー順とすれば、
C. > A.またはB. > D. > E. の順
かな、と思います。
それでも個別株が怖い人には、
バリュー株系のETFもありますので、
朗報でしょう。
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●資産全体: 基本運用方針-改訂第2版-2015年9月30日
●株式portfolio:配当投資マイルール
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