[128] ほんの少しから始めるのでもよいのでフローor不労所得を得よう [2016.5.23]
updated [2016.5.27] リンク貼りしました
多くの人は、
日々仕事をし、
その労働の対価として給料を得ていると思います。
これは、
会社やその他の事業者の収益の中から、その一部を
キャッシュフローとして得ている
ことに相当します。
これを労働収入/所得といいます。
もし、
何らかの原因で働けなくなってしまうと、
収入が得られません。
この失業に対する保険として、
労働収入/所得を補完するものとして、
あるいは、
老後の年金を補完するものとして
別のインカム源からの
キャッシュフローを築き上げたいものですよね。
自分が働いていなくても、
他人の働きにより得られる
キャッシュフロー。
俗に、不労所得といいますよね。
不動産所得、配当、金利、分配金、
権利収入など、
溜め込んだ資産を単にキャッシュとして
持っておくのではなく、
そのストックから
フローを生み出す仕組みを
あらかじめ作り上げることにより、
得られるものが
いわゆる不労所得です。
「私には投資の才能はない」
などと嘆くことはありません。
あるいは、
投資はいやだ、といって忌避してしまう必要は
何もありません。
多くの日本人はこれに当てはまりますが。
キャピタルゲインを勝ち取るのは
テクニックや運を要しますが、
インカムゲインが得られる源泉を得て、
そこからインカムが定期的に湧き出てくるのを
待っていることは、
誰にでもできることなのです。
1ヶ月に1000円の
キャッシュフローを目指すことからでも
全く構いません。
年間12000円のキャッシュフローですが、
例えば税抜後3%の配当がつく株であれば、
40万円の元手を貯めれば達成できます。
月に1000円では全然足りないですって??
いいえ、
逆に、1000円余分にあったら
何ができるか、逆に考えてみてください。
日用品の幾つかは買えますよね。
食費にもなります。
この目標が 数千円になれば、
光熱費、
通信費などが、実質只になります。
さらに、
月に1万円になれば、
かなりのことができます。
家計簿をつけ、
生活にかかっている
さまざまな費用を、
リストアップしてみましょう。
不労所得が払ってくれると
考えてみましょう。
最初は少なくてもいいのです。
少しずつ、
生まれたキャッシュフローを積み上げ、
新規投資と合わせて 再投資していけば、
(トータルリターンは取りあえず
置いておいても、)
キャッシュフローの額は
複利で、
どんどん雪だるま式に
大きくなっていきます。

やがて、生活費のかなりの部分、
あるいは
生活費以上のキャッシュフローが得られる
ようになる状況を
想像してみましょう。
途中で値下がりしても、
比較的安全そうな資産、
異なる値動きをする資産などに
分散していけば、
リスクはある程度抑えられます。
分散した上で
再投資を図っていけば、
複利の力が働いてきます。
また、
値下がりを過度に怖れることはありません。
資金管理、リスク計算していれば、
むしろ、値下がりした時の方が
新規投資で得られるキャッシュフローが
多くなる (利回りが上がる) ので、
再投資効果は高まります。
また、こうも考えてみてください。
株価は常に上下するものですが、
健全な配当・配当政策を出す
企業の場合だと、配当そのものは
実体の利益(EPS)、
あるいは
企業のフリーキャッシュフロー(FCF)
が源泉となっているものです。
ですから、
株価は市場が作り出すものですが、
健全な配当は実体経済に基づくものです。
なので、
再投資のことを考えれば
値下がりしても嬉しい、
と思えるようになればしめたものです。
(企業が上げる利益が年々増えていくとすれば、
長期では、市場はその利益を加味し、
最終的には株価にも反映され、
最終的に株価が上がる、と一般的には考えられます)
継続して持ち続ければ、
売買して無理に
キャピタルゲインを狙わなくても、
定期的な配当をもたらしてくれます。
また、不動産や債券だって、
インカムを生み出す資産ですが、
値動きしています。
値動きしますが、
そう簡単には売買しないですよね?
普通。
長期投資では、
投資の継続と追加投資で、
最終的には
トータルリターンもプラスになることが
夢見られるのでは
ないでしょうか。
どのような資産の動きをするのかは
誰にも分からないかもしれませんが、
もしも大きく値上がりしたのなら、
利食いして、
リバランス、リアロケーションなどで
安全資産とされる
米国債などの
債券に移してしまえば、
大成功でしょう。
[112] 米国債は最強の安全資産。その戦略は [2016.3.17]
ポイントは、
キャピタルゲインという、得られるかどうかわからない
不確実なものを追うのでなく、
確実なインカムゲインを得て、
時間を味方につけて
複利で少しずつ増やし続ける
ことにあるのではないでしょうか。
さあ、あなたも、
最初の一歩から始めましょう。
______________________________________________________________________________
▲TOPページ ▲
★ サイトマップ★ ◆記事一覧へ◆
_ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _
↓目下の投資方針です↓
●資産全体: [124] 基本運用方針-改訂第3版-[2016.5.10]
●株式portfolio:配当投資マイルール
______________________________________________________________________________
↓↓以下のブログランキングに参加しています!ぜひ、応援clickを!


- 関連記事
-
-
[135] Birkshire Hathaway社の2016年株主総会 [2016.5.30] 2016/05/30
-
[134] 2016年5月25日時点のポートフォリオ [2016.5.29] 2016/05/29
-
損切りはしないといけないのか?損切りをしなくていい投資法 2016/05/26
-
[131] 日本人は投資をすべき。だが、日本人が真剣に考えるべきアロケーションとは [2016.5.24] 2016/05/24
-
[128] ほんの少しから始めるのでもよいのでフローor不労所得を得よう [2016.5.23] 2016/05/23
-
[124] 基本運用方針-改訂第3版-[2016.5.10] 2016/05/10
-
[121] 「3%シグナル投資法」とバリュー平均法 [2016.5.9] 2016/05/09
-
[119] 私が株式に投資する理由 [2016.5.2] 2016/05/02
-
[115] 株高を憂うべき、株安を待ち焦がれつつ。そしてファイナンシャル・インディペンデンス (FI) を夢見る [2016.3.31] 2016/03/31
-
このエントリーにお寄せ頂いたコメント
このエントリーにお寄せ頂いたトラックバック
このエントリーにトラックバックする(FC2ブログユーザー)