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[141] 「ないものと思って投資する」先輩投資家の話 [2016.6.15]など、⛄長期投資法として米国株&債券 (米国債) によるインカムゲインを重視し、再投資を含む複利運用を目指します⛄

[141] 「ないものと思って投資する」先輩投資家の話 [2016.6.15]

updated [2016.6.26] 一部訂正しました



ある、投資家の話を聞いたことを記します。


その人は、30歳頃に、資産の数分の一くらいで株式ポートフォリオをある証券会社で組んで、そのまま30年間以上、ずっと放置していました。現在60代です。


その人曰く、
「ないものと思って投資する」

今の言葉で言うと、
「buy and hold」
「buy and forget」

に通じます。


潰れる心配の極力なさそうな企業を選び、
徐々に銘柄を増やし、
自分の取れる最大のリスクのところでストップしました。

その後は株価が上がろうとも下がろうとも、
動じずに保有し続けているそうです。
幸い、
すべての企業が潰れずに存続しているそうです。

ポイントは、
「ないものと思って」投資し、
株価も頻繁に見ずに、たまに見るのみ。
そして、毎年の配当を楽しみにしていた、ということです。
買値は大昔なので表示されず、
忘れてしまった、とのことです。


最初に(数年前ですが)聞いたときは、
戯言の一種だと思ったのですが、
dividend growth investingを始めてからは
この先人のスタンスは、極めて参考になる投資方法だ、
と思い直しました。

30年間以上ですので、まず、その状況からは
評価益が得られているものと思われます。

目的はキャピタルゲインの追求には置かず、
経済活動から得られる企業のキャッシュフローの一部を
エンジョイする、という目的は非常に理に適っています。

買値は忘れてしまっていて、
評価額も年に一度か二度くらいしか見ない、
見ても安易に売却しようという気持ちが起こっていないのも、
企業を応援し続けようという投資家にとっては、
示唆に富みます。

それから、
日本株ですが、極めて徐々にかもしれませんが、
長期スパンでは増配がなされているものと思われます。
DGI (Dividend Growth Investing) の一種でしょう。

さらに、
現物のみで、
自分の取れるリスクを理解しています。
「ないもの」としてしまっていますが、
「株を保有することは企業の出資家である」
ことであることは忘れていませんでした。


この先輩の視点に、
米国優良企業、連続増配株を取り入れて実践すれば
百人力ではないか
と、常々思っています。
米国株は長期的に、日本株よりも、
キャピタルゲインもインカムゲインも報われています。
さらに、
債券ポジションもかませてリスクを調整することも重要です。



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