[148] Brexitによる恐怖?で今買えるか? [2016.7.6]
イギリスのユーロ離脱の方向性は、未だ不透明と考えています。
しかし、アメリカ市場では、離脱はどこ吹く風、優良株などでは、過去最高株価付近をつける株も中にはたくさんあります。
米国の長期債の価格も、うなぎ登りです。(米国長期金利が、超低くなっています。)
これは、米国外から、米国内の株式市場にも債券市場にも、資金が流入していることを示しています。他国の株式市場は荒れていますが、ここ2年ほどは、米国株はなんだかんだいって堅調なことも多い状況ですね。米国株全体のインデックスで言えば、上値は重い状況ではあります。
米国株も危ない、危ないと恐怖感を煽っている人もいます。「皆が恐怖を感じる時に、勇気を持って買いに行くのが投資家」だとBuffet先生は過去にのたまっています。しかし、米国株全体に関しては、ちょっと待ちましょう!
現在の状況では米国株全体としてはやや割高です。ここで恐怖感があるとしたら、「下がるかもしれない」恐怖にすぎません。
実際には、売り込まれてもっと大きく暴落し、価格が低迷を続け、市場全体としても結果的に大きく割安になっている状況でないと、本当の恐怖とはいえません。ここのところは、早合点しないようにしましょう。
個別株では、割安銘柄もそれなりにありますのでそういう銘柄は今投資しても良いでしょうが、割高感のある銘柄・行き過ぎの銘柄については、寄り戻し不安を感じるかもしれず、タイミング投資としてはあまり仕込む時期ではないかもしれません。いずれにせよ、上げ相場では慎重に選ぶべきでしょうかね。
逆に言えば、個別株投資については、バリュエーションがよければ、いつでも買える、と言えるでしょう。
もちろん、インデックス投資、あるいはドルコスト平均法で買っていく人は、いつでもニコニコして買いましょう!
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