ウォルマート(WMT)を一部売却し、クアルコム(QCOM)、ダウケミカル(DOW)に入れ替えました
半導体メーカーでえるQualcomm(QCOM)と、化学メーカーのDow Chemical(DOW)です。
どちらも、株価推移や移動平均線から言うと、そこまでいい買い時ではありません。しかし、100株を超える私のwatch銘柄の中では、相対的には割安(trailing PERによる)と考えました。
この原資として、ウォルマート(WMT、Dividend aristocrat 配当貴族のひとつ)を約60%売却して、その資金と少額の追加投資分で入れ替えを行った形になります。
Walmart(WMT)のポートフォリオ内比率を削って分散したい、と前々から愚考していました。そのため、円高傾向かつWMTが上がり調子の今、銘柄一部入れ替えということで、今回、決行しました。ほぼ同時に売買しました。
WMTの株価 74.22、PER 16.13、配当2.71%
QCOMの株価 62.46、PER 18.24、配当3.40%
DOWの株価 52.91、PER 7.75、配当約3.50%
参考
INTCのPER 16.92、配当2.97%
TXNのPER 23.51、配当2.18%
『株は、株主に持たれていることを知りません。』
私を含め、株主の購入価格は、株式にとっては知ったこっちゃありません。今の時価が全てです。この時価におけるWMTの配当イールドよりも、QCOMとDOWのイールドの方が高いため、銘柄入れ替えとともに、時価におけるイールドが少し良くなりました。
ポートフォリオ内での株式配分比率は、ほとんど変化ありません。
クアルコム(QCOM)には、IoT関連企業のひとつとして、将来のIoT分野の利益を取り込むためにやや期待して保有することにしました。中国への進出もありこれはやや先行き不安はあります。
ここ半年ほどは、インテルIntel(INTC)よりもQCOMを推す声が多く、他にも検討していたテキサス・インスツルメンツ(TXN)よりもイールドが高くPERは低いため、とりあえずとしてQCOMの購入に至りました。
QCOMはDividend aristocrat(配当貴族)ではありませんが、近年はコンスタントに増配しており、連続増配銘柄として今後に期待されています。
DOWは、近く同分野のdu Ponと合併および3分社化が発表されています。こちらは、将来にあまり期待せずに期待することとし、QCOMの半額投資に止めました。
更に、円建てでかなりの損出しになりました。配当にかかる税金との損益通算も狙っています。
結果、損益通算とともに、分散、イールドの向上、期待増配率の改善を狙った売買となりました。
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