株式投資の期待リターンを何%とおくか

投資の平均リターンを何%とおくかは、一般人、ブロガー、FP等によりかなり異なります。今年は、マイナス金利も導入され、安全資産の期待リターンが下がってきているものですから、一般的には、期待リターンも下がってくるように思われます。
私は、最近はどう考えているかというと、ずばり、
長期バリュー株式投資の期待リターン ≒ 配当 + 連続増配率 です。
このブログ内のどこかで見ましたよね~、これは、そうです、Chowder ruleないしChowder numberを割り引いた値 (連続増配率を、より長期的な増配率を加味した値に置き換える) を、期待リターンとしています。
長期バリュー株式投資の期待リターン ≒ Chowder number

私は今やインカム投資家、配当成長投資家 Dividend Growth Investor ですので、インカムが、このChowder numberで増えていくと考えるためです。
★オススメ記事★[65] Chowder Ruleは非常に便利!!![2016.1.17]
★オススメ記事★[88] Chowder Scoreの補足説明 [2016.2.11]
保有銘柄の平均配当率と、平均連続増配率を加味し、例えば、
①配当 3% + 連続増配率 10% = 13% (野望)
②配当 3% + 連続増配率 7% = 10% (やや高め)
という風に期待しています。
さらに、ここに税金の影響や、増配率を”低~く”見積もって、
③配当 2% (税抜) + 平均連続増配率 4% = 6% (低め) として見積もっています。
銘柄の分散は、この平均増配率が下がりすぎないようにするための方策としても行っています。
もちろん、上記それぞれの値が高ければ高いほどよいに決まっていますが、安全域 Margin of Safety を考えて、できるだけ保守的 conservative な数字を代入した③の結果から、6%くらいが、現実的な期待リターンかな (5%は株式投資としては低すぎる、欲を言えば8~10%) と思っています。
この期待リターンは、トータルリターンを意識したものではないのですが、”企業の価値が高まった”結果、増配しつづけると考えるので、株価が仮に下がったとしても、企業価値 (バリュー) を反映するように、また株価は戻ってくる/収斂してくると考えて、株価を足しても、トータルでもこの期待リターンが使えるのでないかと信じています。
米国株は、過去の長期平均リターンが約9~10%程度であることも、片隅に入れていますので、トータルリターン8~10%も、「あまりにも突飛な値」ではないと思っています。
そして、私のこの投資法では、「株価が下落すれば下落するほど、追加投資の配当率が上がるし、リターンが上がる」と考え、より強気に投資が出来る方法とみなしています。
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