朝倉智也氏推奨のアセットアロケーションを考える
私も読んでいます。
何年も前の著書では、株60%、債券30%、金10%のアロケーションを推奨されていました。株のうち、日本株ははずし、先進国株と新興国株を半分ずつ、という分け方でした。債券は、先進国債券と新興国債券の半分ずつです。
今年刊行された著書では、株70%、債券20%、金10%のアロケーションです。今度は、日本株も10%入っています。そして、債券には、何と!ハイイールド債もブレンドすることを推奨しています。
面白い、と思いつつも、これでいいのかという不安にもかられます。もちろん、すべてインデックス投資を推奨でこの数字です。いろいろ示唆に富むものと思います。
まず、以前の株60%よりも、70%へと割合を引き上げていることには驚きました。超長期投資では、それでもよいのではないかと思いますが、たくさんの投資信託を見てきているモーニングスター社の社長が言うものですから、いいのかな?皆、リスクを果敢に取るべきだ、とより強く思っているものととれます。まして、債券のアロケーションにもハイイールド債というリスクの高い資産を入れているのですから。
まあ、アメリカ人FPの推奨するアロケーションも、若年層には70%、80%程度は平気で推奨しています。
結論からして、いつの時代も、アメリカ株のような強い株だと、どっしりと構えてアロケーションの70%を保つのは正解と思います。私も、長期間悩みつつ、結局似たような比率にもってきましたし。ただし、ディフェンシブな株をたくさん入れていないと、さすがに私は安心しません。
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