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コカコーラとペプシコ、どちらを買うかなど、⛄長期投資法として米国株&債券 (米国債) によるインカムゲインを重視し、再投資を含む複利運用を目指します⛄

コカコーラとペプシコ、どちらを買うか

[228] コカコーラとペプシコ、どちらを買うか [2016.10.21]


私は、米国株ポートフォリオで、コカコーラ社 (Ticker: KO)、ペプシコ (Ticker: PEP) のいずれも保有しています。

どちらも配当貴族 (Dividend aristocrats) です。米国の清涼飲料水市場は、現状、あまりいい環境ではありませんが、それでも魅力的な銘柄と思っています。

では、どちらを買うか?

私の答えは、「この二社なら、欲しいと思ったら両方買って下さい」です。理由は、どちらも長期の歴史といってよく、配当政策もゆるぎないと思うからです。競合はしますが両社とも魅力的なブランドに育っていると思います。そして、分散になります。それぞれの会社は、収益の柱が米国内が主か米国外が主かで差があります。ペプシコは、飲料だけでなく食品にも手を出しています。

過去20年間の株価推移を比較していると、PEPの方がKOの株価上昇率を凌駕していることがわかります。

じゃあ、このPEPを買いますか?いいえ、待って下さい。過去と未来は違います。仮に20年前に投資したとしても、その時点で将来の正確なリターンは分からなかったはずです。ならば、この時点だったとしても、両社に分散していたと思います。

両方買っていれば、そのリターンも平均になりますが、そのリスクも平均となります。将来がわからないからこそ、平均的に投資して、個別銘柄リスクを減らすのが正解です。どちらかがリターンが大きかったとしても、両社に投資していれば恩恵を受けられます。

もちろん、セクターごとに偏るリスクもありますし、国ごとのリスクもありますし、株に偏るリスクもあります。こういうものを含め、期待リターンがプラスと信じるものにどう分散あるいは選択と集中を行うか、そこが問題になります。

ポイントは、最初から「コカコーラを買いたい」ありきではなく、全資産の中での余剰資金はいくらで、そのうちいくらまでリスク資産に割いてもいいか、そのうちいくらまでを外貨建て資産で、食品・飲料セクターに割けるか。これを見極めることが最重要です。
そこで初めて、その額を例えばKOとPEPと伊藤園 (東証 2593) に等分しよう、というように振り分ける様に考えなければなりません。



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