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それでも、早く億り人になりたい?など、⛄長期投資法として米国株&債券 (米国債) によるインカムゲインを重視し、再投資を含む複利運用を目指します⛄

それでも、早く億り人になりたい?

[241] それでも、早く億り人になりたい? [2016.10.27]


億り人になるためには、

①できるだけ多くの元手を稼ぐ

②できるだけ高い利回りを達成する


このどちらか、あるいは両方が必要です。

①として、やはり少なくとも1,000万円の元手は確保しないと、厳しいですよね。

それを②で10倍にする。これは、時間さえかければ、バリュー株でも可能と思います。

それをできるだけ短期で達成したい。そのためには、私がやっているようなバリュー株のみでは、苦しい所かもしれません。そこで、グロース株でテンバガー(株価10倍)を達成するのに近いことが必要になります。

私は、何度も何度も、新興株も取り入れようかと思ってきてはいます。しかし、いきなり全額を投資して、退場になることは避けたいものです。

このため、やはり、よりリスクの高い投資に関しては、資金の10分の1以下、あるいは投資の余剰益のみで行いたいものです。

グロース株で禁断のタイミング投資に乗り出すこととします。

バリュー株も安値を狙うべき投資ですが、グロース株では、さらに慎重に慎重に、石橋を叩いて安値を拾うべきとグレアムは説いています。はたまた勢いのある新高値を狙うか、など、投資手法がいくつもあり、どれが最も個人に向いているのかわかりません。

チャートによるタイミング投資のみを行う以上、損切りラインを設けます。逆に運良く含み益が乗ってきたら、再投資を行う上で、同じ株を持ちっぱなしよりは、どこかで利食いすることを選びたくなるでしょう。でも、それでは、大きな利益、株価10倍は遠のくかもしれません。資金を分割して数〜10銘柄前後に分散し、どれか1つで倍以上になることを祈りましょう。

さて。ここで、結局、成功する人はどれくらいいるでしょうか?残念ながら、確率的には、ゼロサムゲームで、1,000万円が1億円に高まってくるにつれて、達成できる可能性はどんどん低くなってくるのが、統計学です。
もし100人、1,000人がが挑戦したら、その平均は、やはり、市場平均という平均値に回帰してくるのです。平均より大きく乖離した値になる確率は低いのは当たり前です。

個人投資家として、平均を上回ることを期待するなら、同じくらいの確率で平均を下回ることを甘受する覚悟でないと。割り切った上で、億り人を目指しましょう。

ちなみに、グレアムの教えを受けた弟子たちは、平均すると皆、市場平均を上回っているそうです。これは、広い意味でのバリュー株投資手法の結果です。

バリュー株投資を上回るために取ったグロース株戦略が、皮肉にもバリュー株に仮に平均的に負けてしまうというセオリーが正しいならば、市場平均を上回りたい人はバリュー株投資を選択すべきなのでしょうか。

では、バリュー株とグロース株を組み合わせて投資しましょう。

広義のバリュー株と広義のグロース株を足したものが、全体の市場平均ですので、両方に均等に投資して、負けたくない投資をしたいと考えるなら、ハナからインデックスファンドに投資すればよい、と言う事になってしまうのではないでしょうか。
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