保険を今からどう選択するか③〜がん保険編
富士生命の「がんベストゴールド」など、一時金で受け取れるタイプのものが人気となっています。
では、なぜ、生命保険会社は、医療保険と並んでがん保険を販売するのでしょうか?
もちろん、収益になるからですよね。
どんなに一時金が◯百万円と魅力的に感じたとしても、みんなの掛け金の中からすべて払われるものであり、その前に保険会社の取り分として、広告費、人件費などに消えて行っていることは想像に難くありません。
すなわち!がん保険の期待値は、必ず「マイナス」です。掛け捨てがん保険だと、一銭も投資したことになりません。期待値がマイナスですので、私は、入るよりは毎月の投資に回すことにしました。
それか、現金で置いておいても良いかもしれません。
先ほど挙げた「がんベストゴールド」は、おそらく資金繰りの問題があったのでしょう、改悪になりました。
また、がん保険単独で入るならば、それよりは医療保険に入った方が良いのではないかと言う意見もたまにあります。しかし、医療保険も同様の理由でマイナスの期待値であり、ほとんどの人が払い損で終わります。医療保険とがん保険に払ったつもりで、生活防衛資金を貯めてください。
がん保険は「必ずがんになる」と確信する人のみ入れば良いのではないでしょうか。
保険の掛け金は、不幸の賭け金であるということを肝に銘じておきましょう。
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