アーリー/セミリタイア考②~毎月のインカムゲインで代替できる就業時間を計算しよう
updated [2016.11.6]
毎年もらえるインカムは、キャピタルゲインと違い、比較的予想がつきます。
債券には毎年や半年ごとに金利がつき、株式からは毎年、半年、四半期ごと等に配当がもらえます。ETF等のファンドからは毎年、半年毎、四半期ごと、毎月等に分配金がある程度出るものがあります。REITからは半年ごと等に分配金がもらえ、不動産からは毎月の家賃収入が入ってきます。これらは、大雑把に「不労所得」と言われることもあります。
これらの年間にもらえるインカムゲインを計算してみましょう。 さらに、現在の基本給と労働時間から、実質の時給を計算してみましょう。
私は、現段階でもらえるインカム額を時給で割ってみますと、約48時間分となりました。一日に8時間労働すると考えると、なんと、6日分の給料を代替できている計算となりました。さらに、12カ月で割ると、毎月約4時間分の不労所得を得ていることになりました。
素晴らしいことですね。
現在の外国株からのインカムで、絶対額とすれば大した額でなりませんが、6日間分の労働に値すると考えると、この効果は比較的大きいものと考えられますよね。年間約250日働いているとすると、その2.4%、300日働いているとすると2%です。
このインカムが年間の生活費に占める代替率も、10%にも遠く及ばず、まだまだ低い値です。ですが、アーリー/セミリタイアを達成するためには、この代替率を100%に近いくらいにに高めていかなければなりませんので、そのスピードを可能な限り早くする必要があるように思います。
このツールとしてDividend Aristocrat 配当貴族 (25年以上連続増配株) 等の増配率が比較的維持される優良株は、皮算用がしやすい投資対象として、考慮してもよい対象と思っています。
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