積み立て投資の注意点(特に個別銘柄投資家の)
updated [2016.12.2]
ある人のwatch銘柄の中で、どの銘柄を買いたいか?という時に、注意すべき点があります。どんな銘柄群であれ。
(1) すべて割高かもしれない
(2) 一部は割安である
(3) すべてが大幅な割安である
(1) の場合、買うのが躊躇(ためら)われることが多いかもしれません。こういう時にも買えるかどうかは、投資方針として規定しておいた方が良いかもしれません。例えば、毎月積み立て投資の場合、スキップするか否か、それでも何か買い付けするかどうかは、人によって好みの問題もあるかもしれません。しかし、資金がそれなりにあるなら、少し減額してでも、投資機会の損失になることを考えて、機械的に何らかの新規積み立てを行うべきかもしれません。
(2) 買いの対象にしている銘柄の中で、一部が絶対的に割安になってきて、追加資金もある場合、十分な安全域margin of safety が保たれていると判断するならば、それは買いのサインなのでしょう。
(3) すべてが大幅に割安な局面が訪れている時も、注意が必要です。何でもかんでも買い進んでいては、資金がショートしてしまうかもしれません。これによりアセットアロケーションが崩れてしまうのは困りものです。このような時こそ、個別銘柄よりも、インデックスファンドやETFに投資すべきなのかもしれません。小型株効果を狙うなら、このような時なのでしょうか。
大まかには、(1) (2) (3) の3パターンの可能性を考えながら、いずれの時にも対応できるように投資戦略を事前に練っておくべきなのだろうと、今更ながらに思いました。
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