今日からできる家計術〜節約術その①〜使途不明金をなくす
投資をする場合、自分の資金管理や家計管理がおざなりなのに投資を漫然と行うのは良くありません。
何度も書いていますが、まず、月々の収入の中から、どれくらいが支出で、固定費・流動費率、さらには貯蓄率がどれくらいなのかを把握しておかなければなりません。その前提でもって、貯蓄できる額のうちの何割を定期的な投資に回せるかを判断しないことには始まりません。
「毎月3万円を投資しよう!」と言うなら、同時に、例えば「固定費を含めた支出を毎月15万円以内に抑え、その他の貯蓄も5万円しよう!」などと、実現性のある計画をある程度練っていかなければなりません。
その中で、捻出できる投資額を1円でも増やすために、やはり節約は避けては通れません。
そのための節約術シリーズです。
まず、自分の生活費をきちんと記録していくところから始めていきましょう。
私は、今まで色々な家計簿のつけ方について、様々な変遷を辿ってきました。そして、私なりの結論としては、結局続いてきているやり方は手書きです。具体的には、手帳への書き込みです。常に持ち歩けるモノを利用して、情報を分散させずに一元化しています。月ごとにエクセルで集計はしていますが。
もちろん、アプリ等を使ってもまったく構いませんが、1週間ごとにまとめてやる、などよりも、「毎日の習慣として続ける」ようにするべきです。
家計簿をつけるとき、節約したいしたいとよく思うものですが、まず最初に目指したいのは、「使途不明金」をなくすことです。これは、ほぼ間違いなく、記憶力に限界があるために起こる現象です。
せっかく、「今月は食費を5000円節約できた」と思っても、例えば収支は1万円足りず、何に使っているかわからない状況だ〜と思うと、それは想像以上に深刻です。投資で評価額が下がる以上に萎えるものです。
お金の動きが発生したら、できるだけその場で処理するのがポイントと思います。できるだけレシートをもらい、その日のうちに転記してしまうようにしましょう。コツは、「食費」「日用品」などと大雑把につけて、あまり手間をかけないことです。どうしても記録しておきたいものは、私はスマホで撮ってevernoteに保存しています。
今回のポイント
(1) 家計簿管理も、日々の習慣から。お金の出入りを、毎日つけよう。
(2) 何でもよいので、1つのツールに一元化する。
(3) まず、把握することから。レシートを必ずもらう。レシートがないときは、速やかに記録する。
(4) 使途不明金をなくすことが、まず第一の目標。
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