今日からできる家計術〜其の四 まずは固定費を見直す
固定費:変動費:貯蓄投資比率を把握したら、次は、その比率を最適optimumな比率にしていく作業に励み、マインドを育成します。最適というのは、例えば、極端に固定費を減らしすぎたりして非常にプアーな生活になったりすることはできれば避けたいものですから、適度な生活は維持できる比率を追求したいものです。人によって最適解は異なるでしょう。
山崎元先生の貯蓄比率を求める公式は、もちろんこの3つの比率の一番右に位置する比率のことです。
さて、例えば5:4:1の比率から、どうやって4:3:3に持って行こうかと途方にくれるかもしれません。
節約を考える場合、比率というよりも、絶対額で攻めていくのが良いものと思います。
まず、個々の絶対値が大きくなりがちな、固定費から削っていくのが正攻法です。
具体的には、
(1) 家賃を見直す
(2) ローンを見直す、金利を見直す
(3) 光熱費を見直す
(4) 保険料を見直す
(5) 通信料を見直す
(6) 教育費を見直す
どれも、すべて取り組む価値のある事項かと思います。
これらは、非常に大きな額になりがちで、一見削りにくい出費ではありますが、ある時点でバッサリとメスを入れることにより、今後の出費を永続的に減らすことが期待できます。
この優先順位の考え方としては、個人個人で、様々な事情があるでしょうが、やはり、雑誌やインターネットの記事で出されている個別相談結果等と比較して、自分の出費の中で特に相対的に大きいものをターゲットにしていくのがいいと思います。
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