[29] 債券は大事です。それは何故か。 [2015.10.5]
債券は、大切な大切なアッセトクラスです。
投資、といえば、株式投資がまず念頭に置かれ、
次に、REITだの、FXだのが騒がれ、
それから、毎月分配型投資信託(いわゆるぼったくり投資信託)の中に、
ブラジルレアル建てだの、豪ドル建てだの高金利通貨のリスクをプラスしたもの等が跋扈しています。
しかし、ちょっと待ってください。
皆さん、リスクをとりすぎです。
本来、投資は長期で複利を期待するものであり、
できるだけ、リスクをコントロールできる方がよいに決まっています。
そのリスクをコントロールするため重要なアセットクラスが、債券なのです。
私が、投資方針で宣言したように、
①格付けの高い債券は、本来的に株式等とは違う動きをする=負の相関がみられるという性格があります。
他の資産と組み合わせて持つとき、これこそが、債券クラスに求めたい、最大の保有理由です。
もう一つ、それは、
②フィクストインカム(償還されるまで、固定された金利がつく)という側面です。
①②これらの特徴は、強調し続けてしすぎることはないほど、重要な事柄です。
何度も何度も、反芻しましょう。
そして、日本人にとっても、世界中の人にとっても、最も欠かせない債券、それこそが、米国債です。
リーマンショック、ギリシャショック等の、世界を震撼する事件が露わになったとき、敏感に反応し、買われる、世界で最も安全な資産、それが、米国債。
これが、フライト・トゥ・クウォリティと言われる現象です。
日本国債も、この機能を担ってきたのですが、格付けが下げられる運命にありますし、その後塵を拝しているのみです。債券投資としては、米国債を中心に置かないわけにはいきません。
アセットアロケーションの一角として、あるいはコア資産として、ぜひとも位置付けたいですね。
そして、管理人は、シティ世界国債インデックスや、NOMURA-BPI総合インデックスよりも、米国債オンリーへの投資と、その金利動向のチェック、これがより有利であると信じています。
ただし、その投資タイミング等にはやや気を付けましょう。(これについてはまた後日。)
[112] 米国債は最強の安全資産。フライト・トゥ・クオリティーと米国債投資戦略 [2016.3.17]
[48] 林敬一著「証券会社が売りたがらない米国債を買え!」を買え![2015.12.21]
★私が尊敬してやまない債券のプロ、林敬一氏のブログ
[150] 林敬一氏のブログに学んで挙げられる米国債の3つの買い方 [2016.7.10]
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