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インカム投資とは言え、高配当・高金利を目指せばいいものではない。配当成長投資としてとるべき道など、⛄長期投資法として米国株&債券 (米国債) によるインカムゲインを重視し、再投資を含む複利運用を目指します⛄

インカム投資とは言え、高配当・高金利を目指せばいいものではない。配当成長投資としてとるべき道

[297] インカム投資とは言え、高配当・高金利を目指せばいいものではない。配当成長投資としてとるべき道 [2017.1.12]



私は、このブログを始めて程なく、目標設定を「年間税抜きインカム300万円」に設定しました。


この目標は、金利や配当で税抜き3%もらえるとすると、元手1億円を目標にしているのとほぼ同義になります。

しかし、税抜き前のイールドで考えますと、単純計算で税込み約3.8%に相当します。


果たして、時価1億円に対して、おしなべて3.8%になるような資産構成を達成できるかというと、現実には少しあやしいのかとも思います。米国株の現在の平均配当は2%強だからです。


もちろん、配当が4%を超える銘柄として、AT&T (T)、ベライゾンコミュニケーションズ (VZ)などの通信株、サザン (SO)、デュークエナジー (DUK)などの公益株銘柄を買っていけば達成できるイールドではあるのですが、こんな高配当銘柄のみを買い進めていくと、ポートフォリオがかなり偏ってしまい、歪んだリスクを取ってしまいます


配当が3%あたりをウロウロしている優良銘柄としては、Procter&Gamble (PG)、コカコーラ (KO)、エクソンモービル (XOM) など、いろいろありますから、このような銘柄が大暴落したときに購入すれば、単独で3.8%も目指せる水準ではありますよね。



盤石のポートフォリオを築いていこうと思うならなら、銘柄を多様に分散させて行くことを考えなければなりません。この考え方からは、株式については、目先の高配当ばかりを追いかけるのではなく、配当2%〜3%の間の企業もきちんと投資対象に入れ、長期での増配を狙っていくのが必要なのだろうと実感しています

なぜなら、高配当銘柄ほど、たくさんのキャッシュを株主に還元しますから、必然的に高い成長率、高い増配率は狙いにくくなるからです。なので、たとえ今2%の配当でも、高い増配率を維持できそうな銘柄の方が結果的に将来有望かもしれません。幅広いセクターに分散し、全体的に「高配当」を目指す、というよりも、「全体的に高増配率」を目指す方が、将来のインカムを増やすポートフォリオづくりとしてはベターなのではないかと考えます。



投資対象としての◎✖️


「高配当だが低成長」銘柄、「中配当で中成長」銘柄、「低配当だが高成長」銘柄


✖️
「高配当だが不安定、減配予測がちらつく」銘柄、
「低配当で低成長」銘柄
「無配当」銘柄
「配当あるがどう考えてもグロース株だろ」銘柄





このような考えを思い巡らせつつ、「高配当低成長」銘柄〜「低配当高成長」銘柄に分散させることを目論んでいます。結果的に、時価に対して税込み約3%程度のインカムを期待するポートフォリオを構築したいかな、と思っています。

時価に対して税抜きインカム2.4%となりますから、インカム300万円とすると、逆算で時価1億2500万円ですね♪

道は未だ険し。


Let's build a sturdy Snowball!! (強固な雪だるまつくろう!!)
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