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2015年→2016年投資結果による米国株増配率まとめなど、⛄長期投資法として米国株&債券 (米国債) によるインカムゲインを重視し、再投資を含む複利運用を目指します⛄

2015年→2016年投資結果による米国株増配率まとめ

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2016年の増配率まとめ


配当・分配金推移のデータから、私の2016年会計年度 Fiscal Year の保有株の増配率をはじき出しました。

同じ2016年度といっても、企業により、会計年度は異なります。すべてをまとめて期間を一定にするのは困難です。

私が2015年途中、2016年途中で取得した株が多数ありますので、どのように集計しようか非常に悩んでいました。

ですが、ここでの集計方法のルールを決めました。



ルール1 年度内に取得した証券についても、それぞれの前年度配当と、今年度配当をすべて受け取ることを前提として集計する。特別配当は各証券ごとの増配率には換算しないが、合計では集計する。キャピタルゲイン・ロスは集計しない。

ルール2 米国株、ADR (米国預託証券)、ETFはそれぞれ別会計とし、総計も出す。

ルール3 それぞれのグループで、ドル建で前年度と今年度の増配率を単純比較する。

ルール4 ADRについては、ドルで受け取った配当合計を、年末時点での為替で換算した現地通貨建でも集計する。

ルール5 合計では、配当額による加重平均増配率を出す。この場合、税引き前ではなく、受け取った額 (税引き後、ADRの手数料引き後、NISA口座は有利な扱いとなる) の合計に基づく。

ルール6 単純平均増配率も集計する。



集計結果

総計 (米国株+ADR+ETF36銘柄) 2015年→2016年増配率
ドル建加重平均 1.819%
ドル建単純平均 3.872%
 


米国株+ADR 2015年→2016年増配率
ドル建加重平均 3.069%
ポンド・ユーロ建修正後 ?
 


米国株 2015年→2016年増配率
ドル建加重平均 4.492%
ドル建単純平均 5.715%
 


ADR2015年→2016年増配率
ドル建加重平均 ▲0.789%
ドル建単純平均 ▲0.122%
ポンド・ユーロ建修正後加重平均 ?
 



解説

いちばん重要なのは、総計ではなく、米国株およびADRのそれぞれです。

どれも、単純平均よりも加重平均の方が悪いデータとなっていますね。これは、配当が高い銘柄ほど増配率が低く、さらにそんな銘柄(AT&Tなど)を比較的多く保有している、という事実から説明できます。

米国株の中で、過去の実績よりも増配率の悪かった銘柄としては、Procter & Gamble (PG), Walwart (WMT), Emerson Electric (EMR) があります。特にPGは最大保有銘柄ですので、これが増配率の重しになっています。

2016年のデータの曲者は、ZMLPというMLPに投資するETFでして、2015年中に大きな元本毀損とともに減配に転じてしまいました。これが非常にデータの足を引っ張っています。



総評

総計ではETFが足を引っ張ってショボイ増配率になりましたが、米国株だけでみると4.492%と、思ったよりはよい値となりました!



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