含み益で憂い、含み損で微笑むべき
updated [2017.2.10]
参考過去記事 [82]
私の株式ポートフォリオ(新雪だるまファンド分)では、含み益の出ている銘柄では過去最高の含み益額を示していますが、含み損の銘柄もまだ結構あります。
雪だるまファンド分では、ドル建ではトータルでは約4.47%の含み益になっており、配当再投資を含めると約2年半で約8%のドル建トータル含み益と言えるでしょうか。年率3.1%くらいですね。
ポンド建の英国銘柄も入っている影響もありますが、S&P500に劣後しています。大したことはないですね。配当成長投資家としては、株価は低迷する方が好都合です。
ドルの平均取得為替は約110円あたりであり、為替によるこの計算への影響は今の所あまりありません。
配当成長投資家 Dividend Growth Investorとしては、含み益は敵です。
プラスになっていると、より気が大きくなって、もっともっと投資したくなります。しかし、高値掴みだと、期待リターンが下がってしまいます。
私が米国株を始める前、アベノミクスが始動してすぐの頃、ノーロード投信を半年くらいショボい額で積み立てていたのですが、含み益に耐えられず徐々に売却、すべてポジションを解消してしまいました。
一方、含み損になっていると、安心して積み立てられます。より高い配当やPERで、期待リターンが高まります。
投資信託の積み立て投資は「上がっても嬉しい、下がっても嬉しい」と考えるのが良いそうですが、
米国株投資を始めて暫くして、「上がったらあんまり嬉しくない、マイルドに下がったらそこそこ嬉しい、バーゲンセールになったら非常に嬉しい」くらいの気分になってきています。
個人的には、バーゲンセールの時に買える余力をちゃんと残しつつも、機会損失もあると思いますので、淡々と四半期ごとに買っていこうと思います。
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