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配当投資のつもりで買った株が騰がってしまい、売りたい人へなど、⛄長期投資法として米国株&債券 (米国債) によるインカムゲインを重視し、再投資を含む複利運用を目指します⛄

配当投資のつもりで買った株が騰がってしまい、売りたい人へ

配当投資のつもりで買った株が騰がってしまい、売りたい人へ



私が米国株の個別株投資に踏み切ったときは、最初から配当投資のつもりで買い進めてきました。それで、大部分は売らずにきました。ごく一部、Abbvie (ABBV) 、Questar (STR) とiSharesのETFであるHDVを一部売却した以外には、持ち続けています。運良く、ポートフォリオ全体では今のところプラスですが、内心はもっと値下がりしてほしいと思っています。


トータルリターンを得ればいい、という観点で投資をする人などは、含み益が乗ってきた場合、それを売りたくなる衝動に駆られることでしょう。


私が証券投資に踏み切った2012年には各年限の米国債を買い込んでいたのですが、このときの私がまさにこの状況でした。残存年限が20年以上の米国債ゼロクーポン債は、大きく債券価格が上がりました。そこで、私は耐えきれずに何度も売り買いしてしまったのです。

このときの教訓は以下のものでした:

「短期で売っても、結局、再投資できない。」

満足する価格に下落してくる可能性はまったく読めず、結局はずっと持ち続けていた方が良かったのに、と思われる場面がかなりあったのです。私が行っていた米国債投資は、インカムゲイン目的だったのに、すっかり、『債券売買トレード』に様変わりしていたのです。

愚かな行為でした。



それは、株式にもまったく同じく当てはまります。

投資を続けようと思う限り、再投資リスクを充分に考慮しないといけないのです。



配当のために投資したのに、たったの数週間、数カ月で売ってしまうようなことを考えるのは、その投資の目的を違えることになります。

スキャルピング、スイングトレードで常にキャピタルゲインを追い求める方針と、じっと持ち続けて配当をもらい続ける行動は、本来的にはまったく異なる行動です。


スイングトレードをするとしても、次に別の銘柄に上手く乗り換えて、さらに売却益をどんどん積み重ねられる、成功する保証はどこにもありません。タイミングがいつも上手く合う保証はなく、


どうしても「考えを変えた、やっぱり売りたい」と思うような場面が年に何度もあるような人は、配当投資には向いていないのかもしれません。



配当投資家としては、本当にそれでよいのか、あと少なくとも5回は考え直して、もう二度とその銘柄が買えなくなってもよい、と思えるくらいになって初めて売却しましょう。




Think twice, thrice, or even more times to sell your dividend stocks and build an indomitable Snowball!
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