今期増配したコカコーラ(KO)から配当をいただきました!10年後、20年後の配当再投資シミュレーション
私のコアポートフォリオの一員である、コカ・コーラ(KO)社から、配当をいただきました。言わずと知れたDividend Aristocrat(配当貴族)のひとつです。
KOの配当月(実際に受け取る月)は4月、7月、10月、12月でして、12月だけが不規則になっています。
私がKOを買ったのは、2014年の秋で、一株あたりコストは43.34ドルでした。2014年12月から配当をもらいはじめ、今回10回目の配当受け取りとなりました。その間、3回の増配があり、KOへの再投資や売買はしていません。
四半期配当は、
2014年は0.305ドル。
2015年は4月に8.197%増配し0.33ドル。
2016年は4月に6.061%増配し0.35ドル。
そして今回、2017年4月に5.714%増配し0.37ドルです。
最初の2014年は、税込のYield on Cost(YOC; コストに対する利回り、税込)は2.815%でした。
これが、増配により、
2015年は3.046%
2016年は3.230%
2017年は3.424%とすくすく成長してきてくれています。
通常、YOCと言えば、配当再投資は考慮しないコストあたり利回りのことを言います。時価に対してではありません。
もし、この配当をすべて再投資していたら、それを含む利回りはいくらになるか。アメリカ人では、これをYOCと呼んでいる人がたまにいるのですが、これを、私は勝手にmYOC(modified yield on cost; 修正利回り)と呼んでいます。
このmYOC(税込)は
2014年は2.815%
2015年は3.060%
2016年は3.307%
2017年は3.571%となりました。
再投資分からの配当率は、面倒くさいので仮に2.8%と固定し、さらに、税金を米国10%+日本20.315%徴収されるものとして税金を考慮した計算を行なっています。外国株配当控除はしなかったものとします(これは、個人により還付額が異なるため)。
配当再投資しないYOCが3.424%に対して、mYOCは3.571%と、あまり差がないように思いますよね。
しかし、増配率を一定の6%と置くとして、シミュレーションしてみました。
10年目(2023年)では、YOCが4.857%に対して、mYOCが5.670%と、割と差が開いてきます。
20年目(2033年)では、YOCが8.698%に対して、mYOCは12.250%と、大きな差となります。
30年目(2043年)では、YOCが15.577%に対して、mYOCが26.467%と、ヤバイことになりました。
もちろん、外国株配当控除で還付される額を加えると、もっと利回りは上昇します。
このことから、配当を同じ銘柄でもよいですが、何らかの連続増配株に再投資して行くのが非常に重要と思われます。
私は、目下、受け取った配当を貯めておいて、より有利そうな銘柄に再投資することにしています!
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