低PER株への投資では来期予想PERに注目しよう
PER (株価収益率) は、「株価÷1株あたり純利益」で計算されます。この値が低い方が魅力的で割安とされます。
日本では、PERが12倍程度以下だと割安と判断されることが多いようです。
米国では、過去の平均はPER 15倍程度でしょうか。
会社四季報を見てみますと、各株式の今期予想PER、来期予想PER、実績PERとして高値平均と安値平均が書いてあります。これだけあると、どれを使って考えたら良いか迷いますよね。
私は今まで誤解していたのですが、実績PERと予想PERでは予想PERの方を重視すべきだそうです。そして、投資の際には来期予想PERを利用するのがよいのです。
実績PER、今期予想PER、来期予想PERの3つをそれぞれランク付けし、魅力的な方から2割の銘柄を買った場合、日本株の過去のシミュレーションでは来期予想PERの場合が最も収益率が高くなることが証明されるそうです。
来期予想には、その企業が本来持っている持続可能な利益が反映されやすいのです。企業業績分析の専門家であるアナリストは、この将来的に持続可能な利益を反映するように来期予想を立てるということです。
すると、PERが低い株をリストアップして、その中で過去一貫して増益のある銘柄、その銘柄でも過去のPERと比較しても割高でないものに投資妙味がある、と考えるのがよいのではないでしょうか。
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