【損出し相殺】【買い増し】プロクター&ギャンブル(PG)を買い増ししました
updated [2017.11.19]
2017年7月12日未明に、CATを3分の2ほど売って、ほぼ同じ額(約2雪玉)でクラフト・ハインツ(KHC)を新規購入しました。このとき、CATの売却益約1雪玉分に課税されることを憂慮していました。
ここで口座を見渡すと、私の最大の持ち比率であるProcter&Gamble(PG)が、絶賛含み損になっているところに目をつけました。
もともと、PGは2015年の12月に、どえらい高いところで買ってしまったのでした。まあ、いっか〜と、何度も自分を慰めつつ、そのまま買い増しせずに今まで至っていました。
【2017.11.19追記】今思うと、70ドル台のときは、絶好の買い増しチャンスでした。これは、投資方針(ポートフォリオの5%を大きく超えない)にこだわり過ぎたためできなかったのでした。教訓として、再度、胸に刻もうと思います。
で、PGは一般口座で保有していましたので、この機会に特定口座に移し替えました。約5雪玉分の株式を全売りして、その資金に少しプラスして、ほんの僅かですが「配当再投資」という名目で多めに購入しました。この操作により、PGの損出し額とCATの売却益額がほぼ釣り合いました。
ここで気を付けないといけないのは、「売却益」についてです。売却益の課税については、あくまでも「円建て」の売却益額に課税されます。なので、売買時により為替は変わっていますし、必ずしも円建ての含み損益とドル建ての含み損益は比例しないことに注意し、円建ての方を見ながら売買の戦略を見るべきです。
結果、保有ポートフォリオのトータル含み損益額に大きな変化を与えない一方、CATからKHCへの銘柄入れ替え、PGの口座移し替えと買い増しができました。CATとKHCの入れ替えでは配当額もほとんど変わらず、PGの買い増しによる配当額増加につながりました。
本当は、エクソン・モービル(XOM)、ベライゾン(VZ)、AT&T(T)、ゼネラル・エレクトリック(GE)など、買い増ししたいものが多いのですが、我慢しています。
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このエントリーにお寄せ頂いたコメント
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管理人の玄徳です。コメント光栄です。何か反応がありますとやっている甲斐があるもので、どうもありがとうございます。
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クラフト・ハインツ(KHC)の前身クラフトフーヅについては、お断りしておきますが、バフェットが大量に取得する以前、ポートフォリオ作成開始した2014年秋から選択肢にあった銘柄ではあります。フィリップモリスのスピンオフ銘柄はいずれも保有に値する(PMはまだ未保有、MDLZは買うかどうかはまだ微妙ですが)という考えが念頭にありました。まさか合併するとは思っていませんでしたし、バフェットの第1銘柄になるとは思いもしませんでしたし、色々な事があるものだな〜と思って、楽しんでいます。選択肢の中から、レーダーにひっかかってきたこれをたまたま今回買うことにしたのですが、明文化していない考えやルール補足もあり、私の買いルールに抵触しているとは思っていません。(生活必需品セクターは許容範囲が広い投資対象という事なのです。)
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私の場合はできるだけ分散できるものは広く分散したい(10銘柄程度に絞りたくない)という考えのもと、生活必需品系のうちさらに細分化して考えて、飲料系に比べて食品系が少ないな〜という観点で選んでいる側面もあります。
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キャタピラー(CAT)とProcter&Gamble(PG)売却についてですが、いずれも私が設定したルールのうち、「売却を考慮してもよい状況の規定E:銘柄入れ替え」に該当するものではあります。キャタピラーを利確したい、というのはおっしゃられている通りではありますが、書いたかどうかはよく覚えていませんが、そもそも、この動きは資本財等のベータの一般的に高いセクターを減らし、生活必需品等のベータの低いセクターを増やしたいという、常に根底にある「できればよりリスクを抑えたい」という考え方に照らした動きです。
現在、S&P500やアメリカ市場全体が「過熱感」が強いか、割高すぎるか否かは賛否あるかもしれませんが、「できるならばよりディフェンシブに徹し」て、来たる調整、暴落でもそなえられるように考えています。
> KHCも良い例柄と思いますが、バフェットが持っていなければ購入されないと思いますし、ご自身が設定されたプロトコルに反していると思います。そもそも論としてこのような好景気の事態に備えたルールですよね。不況時は誰だって配当株を持ち続けますので。素人ながら、PG売却も含めて結局は好景気で利確をしたいという思惑からくるミスジャッジかと思いました。。。
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