雪だるまファンド(弟ファンド)中、コア運用、サテライト運用のゆるい区別
目下、きちんと明文化していなかったマイルールは色々あります。段々具体化してくることはややもあり、考え方も少しずつ変遷してくるのは人の性でしょうか。
私の雪だるまファンドのポートフォリオは、そんなに褒められたものではありませんから参考にならないかもしれませんが、ある程度のもやっとした考えが段々と結実してできあがってきています。
その根底には、「インカムを育てる投資をする」というモットーがあります。「債券」投資の延長線上にあることを確認し、ストレスフリーとまでは行かないまでも、元本がある程度毀損されたとしても「元本を忘れてインカムをエンジョイする」ことを念頭に、できるだけ安心して保有を続けられ、インカムを再投資を含めて複利で大きくしていけるようにポートフォリオを構成することを目標としています。
そのため、「ストレス」を少なくする方策として、ベータの相対的に小さい(ボラティリティの低い)ポートフォリオを目指します。生活必需品セクターに偏重する、というのはその方法の一つです。
今回のキャタピラー(CAT)売却-銘柄入れ替えのように、ボラティリティの高そうなセクターは、X年分・YY年分の配当相当額の利確できて、当面買い増ししない予定ならば利確してしまうのもひとつの方法かと思っています。なので、基本的に私の中では一貫したことをやっているつもりです。
私の場合はできるだけ分散できるものは広く分散したい(10銘柄程度に絞りたくない)という思いのもと、各銘柄をある程度の金額までなら広く浅く保有いたいと考えてしまいます。ETFもその方法には沿いますけれども。
ゆるーい考えですが、ポートフォリオを、コアとサテライトに分けて考えています。
コア
厳選した銘柄を重点的に、各銘柄をポートフォリオの〜2%〜5%(〜10%)ずつ保有。
10〜20銘柄程度。必然的に生活必需品系が中心。
ブログでも「ドリームチーム」も以前挙げたが、上位以外はなかなか常連が決まっていないのが本音。
常任理事として決まっているのはProcter&Gamble(PG)とJohnson&Johnson(JNJ)。
今のところ、他の理事として、ブリティッシュ・アメリカン・タバコ(BTI)、アルトリアグループ(MO)、ペプシコ(PEP)、ディアジオ(DEO)、マクドナルド(MCD)、IBM、AT&T(T)、スリーエム(MMM)が君臨している。これで一応10銘柄。
サテライト
広く浅く、各銘柄を1〜2雪玉程度(現時点で、ポートフォリオの1.8%以下)ずつ保有。
何銘柄でもOK。
買い増ししないかも、という銘柄でも少しだけ保有したいという欲張りと、既存のその他烏合の衆を一括してまとめるためのくくり。
こんな感じでしょうか。
バリュエーション要因や何かで買い増しを積極的に考える銘柄は、コアにしていく。コアになる銘柄は、多少のことでは、売らない。
逆に、積極的に買い増ししない銘柄は、サテライト。今回のキャタピラー(CAT)売却のように、サテライトらしからぬ比率になってきたり、現金確保などの何らかの事情で、売るかもしれない。
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