私が買い逃した株式たち
そんなこと、もしかしたら投資家だとよくある事かもしれませんが、取りあえず教訓として挙げておきたいと思います。
(1) アーチャー・ダニエルズ・ミッドランド(ADM)
珍しく株価30ドル台に落ち込んでいた2016年、まだ落ちるかどうか?と思いながら買い時を逃してしまった。
(2) アボット(ABT)かベクトン・ディッキンソン(BDX)
ABTは調整時に買おうと思っていたがまだ買えていない。BDXは株価推移が堅調すぎて、買い時が見つからない。医療機器系は、MDTとCAHは買えた。
(3) コルゲート・パルモリーブ(CL)とクロロックス(CLX)
生活必需品企業で、ともに割と人気の高い企業。
ここ数年、PERも高いし買えないな〜と思いつつも、調整時に食指を伸ばしていたがダメだっと。
(4) ユニリーバ(UL)
買い増し対象として常に考えていたが、調整した時にしばらく考えあぐねて見逃してしまった。
(5) ロッキード・マーチン(LMT)
私の特徴としては、特にDividend aristocrats(配当貴族)銘柄だと、52週安値を更新しているものを機を伺いすぎて見逃してしまうと、「釣り逃したあの魚は大きかった」と思いやすいです。
番外編
(1) TLT (米国債ETF)
変な株買うくらいなら、安心安全の米国の超長期債。これから金利が上がってくる時代だと買いづらいが、今でも現金/待機資金の代わりに一時これにしておくのは理に適っている。暴落期待組なら、なおさら。
そういう意味で、あの時買おうと思ったのに、買えなかった。
その代わり、「平均デュレーションが短い」という理由で、BNDを買った。
(2) 米国債ナマ債券
残存期間数年ものなら買ってもいい。持ちきってラダーで各年、長期債に乗り換えるという戦略なら。と思いながら、まだまだ大した金利まで上がってきてないため、妙味は低い。それならば兄ファンド内で単なる待機資金としてMMF(マネー・マーケット・ファンド)として置いておくだけでもいいか。
米国債の金利も、昔の5%越えの時代のことを考えると、まだまだ妙味がなく、現在はほとんどポートフォリオのバランサーとしての役割でしかない。
無理に投資をしなくない人の場合は、ドルコスト平均法でドルを買っていって、まだまだしばらくはMMFに置いておくだけでも全然良いのではないか。気が向いた時に米国債を買う。日本円に偏るリスクを緩和するだけでも十分。とはいっても、そんな人は、この記事のこんなところは読まないでしょうね(笑)。
私のように、骨の髄まで「リスクを取らないことをリスクと考える」ことが染み着き、完全に箍(たが)が外れてしまった人は、もはやフィクストインカムだけでは満足しなくなってしまいます。
が、「たまにはキャピタルゲインも利確してもいいけれど、殆どは債券投資の延長上で」投資を考えることは、比較的健全な投資の方向性と私は思っています。
皆さんはどうでしょうか?
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