認知症と投資の関係、リスク管理
このためには、いわゆる人生すべての「キャッシュフロー表」を作成してみるのがよいと思います。お金を貯める、増やす(投資する)以外に、有効に使うことも考える必要があります。
この時に重要なのは、自分の寿命、余命も大切ですが、健康寿命が意外にネックになってきます。
健康寿命でもっとも厄介なのは認知症です。
「自分は認知症にはならないから大丈夫だ」と思ってもダメです。
望むと望まざるとに関わらず、ある時点から、誰でもなりうるのです。
若年性認知症もあり得ます。
不幸にも認知症になった場合、リスク性資産は自分が死ぬまで動かせせなくなってしまいます。利益確定も、再投資も、損切りも、移動もできなくなってしまいます。
代理人取引としては、本人の意思確認が必要ですが、認知症を発症してしまったら意思確認ができません。
成年後見人としては、リスク性商品の判断リスクが行えません。
もしも認知症になってしまったときの事を考えた資産構成も、考えておく必要があります。
自分は、老後もそれなりに大きなリスク資産を保有し続ける予定であり、細かい売買判断を迫られるような投資は続けないと思います。
優良配当株ポーフォリオを構築していても、せっかくの配当/分配金再投資、割安時の再投資もしばらくはできなくなるかもしれません。このため、個別株投資からは段々撤退していくだろうと考えています。
配当金/分配金のみを使用する、というのが私の投資のゴールではありますが、勇気を持った売却・資産の取り崩しも場合によってはあり得ます。
そのまま遺産として引き継ぐ予定ならば、ウォーレン・バフェットの言うように、「しばらく口座が凍結されていても良いと思える銘柄のみを持つ」のが得策と思います。
あらゆるリスクを想定しつつ、考えを巡らすと、やはり、レバレッジのかかっていないETFあるいはインデックスファンドを極限まで厳選し利用するのが最良と思っています。
私のメインポーフォリオは個別株で、ETFはまだほんの少し(SPYD, VYM, HDVを保有しています)ですが、段々最終形態が煮詰まってきています。
あと一歩、より良いポーフォリオを目指しましょう!
Let's build a big snowball!!
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