投資に年齢は関係ない。ただし、目標期間と資金必要時期により方針が異なる
ただし、人生の様々な場面、資産状況により投資方針は変わります。
教育資金しかり、自宅購入資金しかり、レジャー資金しかり、冠婚葬祭用緊急資金しかり。
目標期間と、資金必要時期により、投資の方針が異なってきます。
これは、巷にいう、
「20代~30代は株がほとんどで、40代頃からだんだん債券に移行してゆき、
引退する60代頃には、ほとんど債券にしてしまう」
などという、ターゲットイヤー型ファンドとは必ずしも戦略は一致しません。
あくまでも、年齢固定ではなく、必要な時期を見据えての投資方針です。
資金必要時期から逆算した目標期間による投資方針表
①超短期 1年以内 現金、銀行預金、定期預金
②短期 1~数年 現金、銀行預金、定期預金または債券
③中期 数年~10年 ポートフォリオ運用
株式・債券・オルタナティブ(不動産・コモディティ等)を含む
④長期 10年以上 株式のみ運用、あるいは(金利が充分高ければ)債券のみ運用
これらが、現実的かと思われます。
そして、資金を①②③④に振り分け、それに応じて、運用を行います。
③④については、諸説ありますが、少し解説が必要ですので、おいおい説明してゆきます。
えっ??
現金も運用に入るのか、ですって??
それは、次回に。
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