[82] 「眠られぬ株は持つな」 [2016.2.1]
ある対象に投資したものの、
夜も眠れない、という状況は、
長期投資家としては、つくってはいけないでしょう。
You should SLEEP WELL at night.
この銘柄/ファンドを買って/空売りしては見たものの、
心配でしょうがない、
と思うようなポジションは、つくってはいけません。
資産形成期であっても、引退後であっても。
私は、
いつも心に余裕をもって、
「暴落しても、
しばらく忘れてしまっていてもいいや」
と思えるような
ポートフォリオ作りを心掛けているつもりです。
それくらいでないと、投資やっていられないとも思います。
インデックス投資家が、
「下がってもうれしい」と言うのと同じように思える気持ちを、
個別銘柄に投資する場合でも、同様に持てるようになってきました。<
「アメリカ株は、過去、いつでも、いつかは騰がってきたから」
という期待もあるにはあります。
私は、
さらに、
「仮にポジションが一生含み損のままでも、
確実なインカムが途切れずに
一生得られるのであればいいや。
ついでに、インカムが
雪だるま式に常に増え続けるのであれば、
なおよい」
と、思っています。
そのためには、持続的なキャッシュフローが稼げる企業で、
しかも将来の成長が見込める可能性の高い (蓋然性の高い) 企業、
なかんずく、米国の連続増配企業
に投資する、と決めています。
それから、
私は、ショートのポジション (信用売りのこと) は、
基本的には「眠れない」ため、
今のところ
持とうとは、さらさら思いません。
私は、投資できる資金を 100% のうち、
個別銘柄には、7% を越える割合を
割かないようにすることにしています。
その時の時価額での計算です。
すなわち、ポートフォリオの約 1/14 以内、ということですね。
無知に対するヘッジである。
By ウォーレン・バフェット
もし、その株のみが急騰して、7%を越えてくるようなことがあると、
一部のポジションは決済します。
それ以上は、たとえWarren Buffetが言おうとも、
過大なポジションは持つのは無理だ、と思っています。
本当は5%にしたかったのですが、
将来的にはこのパーセンテージを下げるように
努力しようと思います。
それから、Warren Buffetと同じポジションでなくてもよい、
と思っています。
参考にはしますが (^^)
なので、
もし、持ち株を「10銘柄以内にしろ」などと
いう事を言っている人がいるとすると、
そのcommentは無視します。
リスクを分散させることが第一です。
そして、自分のポートフォリオを
「年間信託報酬がゼロのマイETF」として、保持します。
米国には、実際に、「マイETF」を組成できるようなサービスがあるようですね。
羨ましいです。
あ、今回のmy rule、投資方針に書いていませんでしたね (汗)
そのうち、改定版に盛り込むことにします。

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●資産全体: 基本運用方針-改訂第2版-2015年9月30日
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